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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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文春、「日本プラモデル60年史」で

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さてさて、また「日本プラモデル60年史」についてもっと詳しく読んでみよう、

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この赤線の部分は正解、その次の昭和32年の暮、云々というところは今更言うまでもなく嘘の話、

まあ、それはいいとして、赤線の部分の「そのこともあり、日本の玩具業界は新しい素材を模索していたともい

える」、この部分、一体その新しい素材とは何なのか、この文章の流れからいくとプラスチックという意味にな

ってしまう、著者の方も当然その意味でお書きになったのだろう、

まったく違います、そのセルロイドの次に模索していた素材とは何なのか、

正確に言うと、その素材とは模索していたのではなく開発はすでに成功していた、

玩具業界として、その燃えやすいセルロイドに代わる新しい素材とは、

一番肝心なことが書かれていない、とにかく中途半端、

文春のプロの編集者であり、プロのライターの方であればちゃんと資料を揃えて、もっとお勉強しなさい、

ハッキリ言わせていただくと、このようなものを書いて出版するにはまだ10年早いということ、

本当に、最近のプロのライターの方々の劣化ぶりは酷いものがある、

まあ、それは仕方ない事なのか、とにかく出版して印税の小銭を稼がないといけないので、(笑)

僕としては、その神経の図太さには脱帽するしかない、こればかりは僕も学ばなければいけない、

そうそう、去年開催されたあの「全日本ホビーショー」に掲げられていた模型の歴史の年表、そう、あのデタラ

メの年表は、この書籍の著者の方が監修されている、それで納得したというか、もう大笑いしてしまった、

何度も言うように、だから事前に我が「模型探偵団」が協力しますよ、と無償で申し出たのに、「間に合ってま

す」と、丁重に断られてしまった、http://www.modelers-ff.jp/index60.html (ここにその年表監修者のお名前がでています)

デタラメでいい加減なお方が監修したものが「日本プラスチック工業協同組合」の、つまり模型業界の公式な

模型の歴史となってしまうのだから、もう、何と言っていいのかわからない、

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また話を戻して、

参考文献を見てみたら、まあ今までプロの方々が参考にされていたもの、今までも散々使いまわしされている

書籍、そんなもの今更参考にしてもいいものは書けない、受け売りのデタラメのことしか書けない、

この中で正確でまともなのは「日本の模型 業界75年史」だろう、

それを執筆なさった方は、当時模型の大手の問屋さんだった「新教社」(後のモデルホビース商会」の社長さ

んの飛田さん、飛田さんはその「日本の模型 業界75年史」の執筆に全精力を注いでおられたという、

そう、ライフワークにされていたという、それを執筆、出版された後に亡くなられた、

もちろん、この書籍の中にあの火星人さんがマルサンを痛烈に批判されたことも載っている、

アッ、また話がそれたので戻して、

さて、セルロイドに続くその新しい素材とは、何だったのか、

それが、塩化ビニールのソフトビニール製のオモチャであった、そう、ソフビであった、

それは、昭和30年の頃であった、つまり、後に大流行となったソフビ人形の始まりでもあった、

そのソフビの話が出ないでノーチラス号のプラの話に繋げるのはどういうことでしょう、

セルロイド業界の危機を救ったのがそのソフビの開発でした、

また、ソフビはそれこそ後のマルサンにとっても重要な素材であったことは誰でも知っている、

そのソフビのことがまったく出てこないというのでは話にならない、

つまり、この著者のお方は全然お勉強していないということ、

僕に、出版妨害工作のためと印税の小銭稼ぎのために出版した、と言われても仕方ないだろう、

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この書籍は昭和53年に関係者にしか出回らなかった非売品の「東京セルロイド業界史」、

この書籍にセルロイドの歴史が詳しく書かれている、

ソフビのことも書かれているその一部分を紹介すると、

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イメージ 7

まだ続きます、

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