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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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渥美産業 ロボット模型

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昨日は静岡へ の続き、


すでに紹介している渥美産業の木製模型のリモートコントロール式ロボットをあらためて見てみよう、


イメージ 6

箱絵がとても昭和31年頃のデザインとは思えないほど日本的ではない、

アメリカン的でしかも英語での表示、

イメージ 5

黄色いビニールチューブの中にはスプリングジョイントが入っている、そう、モーターは本体の中には組み込ま

ずリモコンボックスの中に組み込むことになっている、

足は今井科学の鉄人28号のように、ロッドを介して片足を交互に持ち上げて歩く、


イメージ 7

このロボットはどなたが設計し、どなたが箱絵を描かれたのだろうかそれは不明、

実はこの渥美産業のロボットは後に発売された昭和35年頃の増田屋の「R-35」ロボットと酷似している、

イメージ 1
                                       (ヤフオク出品画像より流用)

ロボット本体のデザインもよく似ているが、もっと似ているのは箱絵だろう、

イメージ 4


イメージ 2

イメージ 3

箱の側面はほとんど同じ、箱全体の雰囲気も酷似している、

渥美産業のロボットの設計者と増田屋の「R-35ロボット」の設計者が同じだったか、それとも増田屋がそっく

りそのままパクったのか、まあ、そのどちらかだろう、今となってはその真相はわからない、

いずれにしても、その渥美産業のロボットがその後のロボット玩具、ロボットプラモに少なからず影響を与えた

ことは間違いないだろう。

複製したもの

渥美産業 リモコンロボット模型の複製


渥美産業 ロボット貯金箱

渥美産業 お金を食べるロボット貯金箱 「カネロボ」


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