今年は60周年を迎える企業が多いという、
御多分に漏れず、模型業界も「プラモデル60周年」だという、
僕に言わせると、「プラモデル62周年」と言ってもいい、そう、「60周年」は2年前のこと、
模型業界、及びマルサン信者達は「プラモデル」という名称はマルサンが最初に商標登録したものなので日本
初のプラモデルはマルサンであり、今年は「プラモデル60周年」だという、
僕に言わせるとそれは下手な屁理屈である、
例えば、「自動車の日本初のクラウンはトヨタである」 と言っているようなもの、
マルサンがプラモデルという商標名を使用していた頃は通用していたかもしれない、
しかし、時は流れた、時代が違う、
今や、プラモデルという名称は「普通名称化」してしまったのである、プラスチックモデルを総称して今や「プラ
モデル」と表現している、プラスチックモデルと言えばプラモデルであり、プラモデルといえばプラスチックモデ
ルを指すのである、
現実的には、「プラモデル」という商標名は「普通名称化」されて無力化されたということ、その「プラモデル」が
未だに商標登録されていることが非現実的であるということである、商標登録していることが今や無意味であ
る、その商標権者である「日本プラモデル工業協同組合」は未だにそれがわかっていないことは過去の記事
に書いているように指摘してきた、「プラモデル」の名称さえ使用するのに規制をかけている、そう、使用する
際にはお伺いをたてないといけないらしい、まさに馬鹿の暴挙と言わざるを得ない、直接僕がその日本プラモ
デル工業協同組合に電話をして教えてあげたが結局は理解できないでいた、学のない低学歴の僕でさえちゃ
んと理解できるのに超高学歴でも理解できないらしい、もう笑ってしまうしかない、
つまり、「日本プラモデル工業協同組合」はその設立目的であるところのプラモデルの普及(もちろんその名称
の普及も入る)に努めなければならないのに、自らそれを放棄しているわけである、
過去の記事にも書いているように、実はその「日本プラモデル工業協同組合」の顧問弁理士先生にもこのこと
をぶっつけてみた、その先生とは元弁理士会の会長で業界では権威ある女性の先生である、
先生が仰るには、「プラモデル」という名称が未だに商標登録されることが驚きです、すでにそれは普通名称
化されているのが現実です、日本プラモデル工業協同組合はプラモデルという名称をドンドン使ってもらってこ
そその目的を達するはずですよね、そんなことを言ってるなんて驚きました。」 と、
そのことを「日本プラモデル工業協同組合」に教えても理解できないでいる、
そう、「あなたのとこの顧問弁理士先生が私と同じことを言っていますよ」と教えても、「私が先生から直接聞い
たわけではないので何とも言えない」 と、そして、「プラモデル名称使用については今までの対応は変わらな
い」 と、つまり、「プラモデル」という名称を紙に書いて展示するだけでも承諾がいるということ、もうまさに ア
ホ である、アホに付ける薬はないと昔から言うがまったくそのとおりである、
とにかく、今年は「プラモデル62周年」 又は、 「プラスチックモデル62周年」、表現はどちらでもいい、
そうそう、去年の大阪でのイベントで童友社さんに知らせておいた、
「童友社さんの取引先のOS工業さんは日本初のプラモデルを開発し発売した会社ですよ」 と、
そして、その歴史のことを説明した、
はたして、童友社さんは今年、「プラモデル60周年」として記念の再販物を発売されるのだろうか(笑)。