http://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/71466263.html の続き、
今話題の豊洲市場や東京都都庁の組織の中で、誰がいつ何を決めたのかという調査結果を昨日小池知事が
記者会見で発表した、僕はすでに上記の記事で、その犯人探しは不可能、無理であると僕は書いた、
そのとおり、結果的には誰が責任者で誰が決定したのか全て不明であった、
なぜ僕が最初から無理だと言い切れたのか、それは8年間そのような組織、つまり役人の組織の中で働いて
いたからである、これは実際にその組織の中で働かないと絶対に理解できない、
そう、普通の常識の人間では絶対に理解できない、実際にその組織の中で働いてこそ理解できるのである、
テレビのコメンテーターの方々もまったく理解できない、普通なら、民間の会社ではすぐに破綻でしょ、と驚い
ていたが、まさにその通りで普通の会社の組織ではまあ一日は持っても2、3日で破綻、潰れてしまう、
まあ、普通の常識の頭では卒倒してしまうくらいで、僕らの非常識が彼らの常識で、彼らの非常識が僕らの常
識なのである、そう、まったくの逆転してしまっているのである、
ましてや、組織改革など絶対に出来ない、できるわけない、
あるとしたら、それはただ一つだけ、全員民間の人間に変えるしか方法はない、
まあ、わかりやすく具体的に事例をもって説明してみよう、
今から書くことは特に企業秘密でもないのであらかじめお断りしておく、ただ、皆が知らないだけ、
まづ、僕は銀行を定年退職した後、銀行の斡旋でUR都市再生機構の関連組織に再就職した、
もちろん、職場も一緒、都市再生機構の職員と混ぜこぜで働くし、当時は都市再生機構の職員も出向の形で
僕らの関連組織で働いていた、わかりやすく言うと、当時は天下り先となっていた、今は違う、徐々に民間に委
託してきている、
UR都市再生機構といえば、その前が都市整備公団、その前が日本住宅公団、つまり国家公務員、当時は理
事長ではなく日銀と同じ「総裁」と呼んでいた、
今でこそ、独立行政法人となっているが、それでもみなし公務員であり、賄賂を貰うと当然のこと逮捕される、
まあ、業者から賄賂もらうのも常識となっていたが、今は知らない、が変わっていないだろう、変わるはずがな
い、(もちろん、僕は貰っていないし、貰うべき立場にはない)
僕は嘱託の1年更新契約、銀行から来た者はすべて一緒、銀行に文句は言えない、断れば「ああ~、そうで
すか、もう貴方の再就職先はありませんから」 と脅迫されてしまう、もちろん、何の権限もなく部下もいない、
まあ気楽な稼業ときたもんだ、
業務は団地の管理業務、具体的には住人が退去する際の「空き家査定」、つまり住人が退去するさい部屋の
修理費を査定し請求すること、クレーム処理、相談、巡回、一言でいうと現場の雑用係ということ、
まあ、ここで遺品整理やら、安否確認やら、で誰も経験できないような仕事を習得?したことは以前の記事で
も紹介したとおりである、
では、その組織であるが、これはもう皆知っているように職員は役人なので完全な縦割り組織となっている、
縦割りと言っても実際はどのようになっているのかは普通の人ではわからないだろう、
それでは具体的にまづ一つの仕事を事例として説明しよう、まあ普通の人なら笑ってしまうだろう、
しかし、彼らはそれを少しの疑問を持つことなくやっている、
まあ、笑わないで読んでいただきたい、いや、最後には怒りが込み上げてくるかも、
何といっても、ここには僕らの税金が投入されているわけだから、
では、具体的にその一事例を、 <続く>