このところ3か月ほど淡路島に行ってなかったので昨日行ってきた、
もちろん、自転車で行くに決まっている、
まず大蔵海岸を通って、日曜日なので家族連れの釣り客でにぎわっている、
大蔵海岸のここはニチモのキングシャークで遊んだところ、波がやってこないので船で遊ぶには最適となって
いる、まあ、海水なので遊んだ後はよ~く水で洗浄しないとベトベトになって錆びてしまう、
ここは、明石市役所の裏のところ、ここを通って明石港へ向かう、自宅から10分ちょっと、
明石港の船着き場から乗った高速船は小さ目のやつ、
定員65名と小さい船、
小さい船なので自転車もぎゅうぎゅう詰め、
あのあたりは「半沢直樹」のロケ現場、
あの灯台のあたりで書類を焼いたシーンが撮られた、
淡路島の岩屋港までは13分、
そして、目的地はあのテッペンの海上保安庁の監視所、そう、自転車で、これまで僕は淡路島の2つの山を征
服?してきた、それについては過去の記事でも書いたとおりである、
あの観覧車は淡路サービスエリアの観覧車、もう何度も自転車では行っている、
淡路島ではやたらと金融機関の看板が目立つ、JA,、信組、信金、地銀、都銀、合わせたら一体いくつあるの
か僕は数えたことない、それくらい多い、なんといっても三井銀行と太陽神戸が合併した当時は都銀だけでも
支店が5つもあった、そう旧神戸銀の支店であった、もちろんそれらの支店は今でも地銀に売却されて残り、
都銀の支店は洲本支店の1つだけになってしまった、淡路島の人口はおよそ15万人である、
ここは岩屋港、
あの小さい高速船が乗ってきた船、
岩屋港から岩屋商店街を通る、
商店街というものの、こんな感じ、人通りはほとんどない、昔は賑わったことだろう、
商店街を通過してまずは「道の駅あわじ」へ、
ここが、「道の駅あわじ」、
ここでは、「シラス丼」が美味いとの評判だが先を急いでいるので食べない、
これは灯台ではない、
そう、記念碑、
「貴船神社遺跡」、 淡路島には大昔の遺跡等が数多く存在している、最近は日本初の珍しい銅鐸も発見され
た、「国生み神話」によると、実は淡路島は日本で最初にできた島らしい、古事記、日本書紀にもそのことが書
かれていることはたしか学校でも習ったような記憶があるが、
あの左側の立派な家は実は「野島断層」の割れ目の上に建っている、おそらく阪神淡路大震災のあとに建て
られたのだろう、右の家は「震災記念館」の中で今でもそのまま保存されているものである、その家の敷地の
庭にはずれた断層の跡が今でも見ることができる、
それにしても、大地震を起こした断層の割れ目の真上に家を建てるとは、と思いがちではあるが、逆に考える
と、素人である僕が考えるにはそのほうがこの先安全なのかもしれない、そう、何百年、あるいは何千年に1
回くらいの周期でずれる断層が一旦ずれたら今度ずれるのはまた何百年先、それとも何千年先?、
まあそのように素人の僕は考えるのだが、ひょっとしたら、その家を建てられた方は僕と同じ考えなのかもしれ
ない、そもそもその断層ともいうべきものが日本には一体どれくらいあるのかも不明である、地図にあるのは
現在発見されているものだけなので発見されていないものは、それこそ無数にあるに違いない、
ということは、ほとんどの建築物は動く大地の上に建っていることになる、つまりいちいち気にしていたら暮らし
ていけないということだろう、大体が学者のいうこと自体がアテにはならない、それは今までの事例をみれば
明らかであろう、
この屋根の下に断層が保存されている、
その「震災記念館」の入り口、
左の赤いメモリアルハウスというのがさきほどの右の家、
震災記念館の後は来た道を戻る、淡路島の海は綺麗、
そして、これが最終目的地の「大阪湾海上交通センター」への道、つまり海上保安庁の監視所である、
ところがである、まあ自転車を押していけば登れるだろうとたかをくくっていた、なんといっても今までも淡路島
の山を自転車で2つも征服?してきた実績があるからである、
ところが上り坂が半端でない、今までの急坂とは比べものにならない、坂の写真を撮ろうにも片手でカメラ、片
手で自転車を支えることができないほどの急坂である、両手でしっかりと支えないと自転車がズルズルと下が
る、しゃがみこんで休むちょっとした平な場所がない、だから両手で自転車を支えたままの立ったままで休むこ
とになる、それと僕の汗の匂いを嗅いで蚊が寄ってくる、それでもとハアハア言いながら登っていく、
もうこのままでは心臓が破裂する、と思い6合目当たりで登るのを断念、
今度は超下り坂でブレーキが効きにくくなる、やっとの思いで下ってきた、一応道は舗装され車も通れるように
なっているので今度は車で登ってみようとは考えている、実はこの監視所は定期的に一般公開もされているら
しいので見学に来てみたいと思っている、
その後は再び岩屋港へ、
帰りの船は大きい双胴船、船上のオープンデッキのほうが涼しくて快適なのに誰も登ってこない、
皆船内に閉じこもっている、オープンデッキは僕の独り占めとなった、
あれが、海上保安庁の監視所、あらためてここから見ると結構高い、自転車で行くこと自体が無謀だったの
か(笑)
まあそのように自分を慰めながら明石港へ向かった。