今回で乾電池を作るのは2回目である、前回はたしか5年ほど前に作った、
さて、今回はちゃんと発電してくれるだろうか、前回はNBKの製品で今回は富士模型のもの、
部品はこれだけ、
すいとり紙を丸めて容器の中に入れて、
炭素棒を中に入れて、
黒い粉を容器の中に入れて棒で突いて固める、
次に塩化アンモニウムの粒を水で溶いて、
溶いたその液を容器に注ぐ、
ところがである、なかなか中に浸み込まない、
まったく黒い粉の中に浸み込まない、なぜ?
そう、黒い粉は水に弾かれてまったく浸みない、エッ、どういうこと? まったくわからない、
その理由がまったくわからないので仕方がない、今回の電池工作は失敗、
5年ほど前に作った乾電池はコレ、この時はちゃんと発電してくれた、
構造は今回のものと同じ、ただ、黒い粉ではなくこのように炭素棒と一緒に固めてあった、
そして、このようにそれを容器の中に入れて電解液を入れたらちゃんとその中に浸み込んだ、
今回のものがなぜ弾かれて浸み込まないのかまったくわからない、
このままま終わるのもしゃくなので、
その5年前に作ったNBKの乾電池を試してみた、もちろんこの電池は干からびている、中はカラカラ、
そう、この容器の中に塩化アンモニウムの電解液ではなくタダの食塩水を入れてみた、
スムーズに食塩水は浸み込んだ、しばらく5分ほどそのままにしておいて、
豆球を繋いでみたら、
おお~、予想に反して豆球が点灯した、
しかも、こんなに光っている、
試しにモーターに繋いでみると、
おお~!!、 これまた勢いよくモーターが回転した、なんということでしょう、
ひょっとしたら、この電池は食塩水を加えたら永遠に生き返るのかもしれない。