今の日常ではほとんど見かけなくなった「肥後守」、
これは昔の肥後守であるが、今でも製造販売されている、まあしかし、これを使っている人はほとんど見かけ
ない、僕らの頃は、これをポケットに入れて学校に行き鉛筆等を削ったり、山へ行き竹や木を削ったり、工作に
も使用していた、僕も今ではプラモデルを作る際にはこの肥後守とカッターナイフを使い分けている、
聞くところによると、今でもどこかの学校ではこの肥後守を配布して鉛筆を削らせているという、
このようなノコギリが付いているのが人気だった、
ただ、今では「銃刀法」というややこしい法律があるので気を付けないといけないという、特に刃渡り6センチを
超えるものは要注意だという、最近のニュースでは普通の人が職務質問を受けカッターナイフを持っていたの
で刃を計ると6センチを超えていたので逮捕されたが、その後署内で改めて計ったら6センチを下回っていた、
逮捕時の刃渡りの計測方法を間違っていたのですぐに釈放された、という記事があった、
まあ、ネットで検索するとカッターナイフを持ち歩くと逮捕されるのかとか、いろいろと書き込みがある、
正当な理由がなく携帯したら、とあるが、極端に言うと早い話が現場での警察官の判断によるということだろ
う、あと、警察官のノルマの検挙件数のこともあるのかもしれない、
要は、刃物を持ち歩く際はカッターナイフであれ、肥後守であれ、6センチを超えるものは充分に気を付けない
といけないということだろう、ちゃんと所持している理由を説明できること、それから人相違反の方は気を付け
ないと(笑)、そう、職務質問のターゲットになってしまうので、まあ、僕の場合は大丈夫だろう(笑)、もちろん、
今まで職務質問など1度も受けたことはない、
そうそう、そういえばあの頃流行った流行歌があった、「包丁一本、さらしに巻いて旅に出るの~も 」
という流行歌、この流行歌を知っている人も段々と少なくなっている、
肥後守よりも安価な少年ナイフというものもあった、これも6センチギリギリ、
そうそう、鉛筆を削るには「ボンナイフ」というものもあった、これは持ち歩いてもまったく問題ない、
まあ、このナイフを使う子供も大人も今はいないとは思うが。