東京の弁理士の方から電話が入った、
そこで僕は、
「どうも、わざわざお電話いただいてありがとうございます、私は商標権のことについてはまったく
素人なものですから、教えていただきたいことがありまして」
「はい、どのようなことでしょうか、どうぞいいですよ」
そこで、今までの経緯等を話した、
「エッ、今時、そのようなことを言う人がいるのですか、驚きですね」
もちろん、今時そのようなことを言う人、というのは模型業界の方々のことである、
「プラモデルという名称は、もう今となっては一般化したごく普通の名称ですよ、私もプラモデルと
いうのが今でも商標登録になっていること自体にあらためて驚きました、へ~、今時、そのようなこ
とがあるのですね」
「はい、現実にあるんです」
~ 中間の話は省略、
「もちろん、プラモデルという名称が商標登録になっていても、あなたが仰るように、それはプラモ
デルという商品名(模型、雑誌、新聞、おもちゃ ・ ・ ・)の物だけに効力が及びます、ですから
それ以外の物には及びません、」
さらに話は続く、
「それにしても、おかしな話ですよね、なぜ業界はプラモデルという名称を規制しているのでしょう
ね、だって、プラモデルという名称はドンドン一般に使って宣伝してもらったほうがいいわけでしょ、
それでこそ、「プラモデル」という商品名が生きてくるわけです、誰も知らなければその商標名が生
きるはずがなく、商標登録した意味がありませんからね、要は、商標登録する意味は、「プラモデ
ル」という商品を模倣されたりしないように保護するためですから、その名称を無断で使ってはい
けない、などと言うのはヘンな話ですよね、むしろドンドン使ってもらったほうがいいわけですよ
ね、へ~、」
中間の話は省略、
「そこで、具体的にお聞きしますが、例えば、「プラモデル弁当」などと称して売り出しても何ら法的
には問題はないということですね、」
「はい、もちろん、そうです、商標権上はまったく問題はありません、まあ、あるとしたら、模型業界
とのトラブルは避けられませんが、そのあたりは模型業界との話し合いということになりますよね」
「仮に「プラモデル弁当」などと商標登録の申請することもできますよね、弁当だけでなく、展示ケ
ース、看板、要は現在登録されているもの以外の物は申請できるということですね、」
「はい、もちろん、商標登録を申請すること自体は何の問題もありません、あとは特許庁の判断に
かかるのみです、その特許庁が判断するにあたって問題になることは ・ ・ ・ ・ ・ 」
僕は、「ですよね~、そこですよね~ 」 ・ ・ ・ ・ ・ の部分は明日の記事にて、
最後に、「あなたは、なぜそこまで商標権について詳しくご存じなのですか、」と、お聞きになった
ので、
「いや~、模型業界から私は目障りな存在になっているのです、イチャモン付けられたので一泡吹
かせてあげようと思っただけです、捏造されたプラモデルの歴史を暴いたものですから要注意人
物にされているのです、それを話すだけでも2、3時間は要しますので、」
「そうでしたか、私もそのような世界があることを初めて知りました、いや~、私もいろいろと勉強
になりました、あなたとお知り合いになれて嬉しいです」 と仰ったが、
本当に驚いた、何が驚いたかといって、
後になって知った、ネットで調べて知った、 実はわざわざ電話までいただいた国際特許事務所の
代表の弁理士のお方は超大物のお方であった、そう、弁理士の頂点にお立ちになるお方だった、
その業界では知らない人はいない、その業界では女性弁理士の草分け的なお方であった、
そのようなお方がわざわざ親切に電話までかけてきていただいて、もう何と言って感謝したらいい
のかわからない、 はたして無料でよかったのだろうかと、
皮肉なことに、日本プラモデル工業協同組合の顧問弁理士事務所からお墨付きをいただいたの
である、それも業界で頂点に立たれる最高権威ある先生から。
ところで、その目障りな「プラモデル」という商標、この時代遅れの商標をなくすことはできないの
か、もちろん、模型業界が自ら廃止させることはまずありえないだろう、
それならば、いっそのこと強制的?に廃止させればいい、
実は、その名案を考案した、まあ、僕も悪どい弁理士もどきになってしまったようだ、
<続く>
それから、今回の日本プラスチック等の件で、濱田さんが創業なさった現OS工業(株)さんに迷惑
がかかったらいけないと思い(そう、例えば業界からの圧力とか)、具体的な会社名をひかえさせ
てもらっていたが、そのようなことはないのでドンドンやってもらっていい、と逆に励ましの言葉をい
ただいたので遠慮なくガンガンやっていくことにした、
それで、そのOS工業(株)さんはhttp://www.os-kougyo.jp/publics/index/2 業績も順調で将来有
望な若手社員を募集なさるという、そのような会社で働きたい、もの作りが好きな若い方が
いらっしゃったらぜひOS工業(株)までご連絡を、上記のアドレスにアクセスして募集要項を
ご覧あれ。