Quantcast
Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1704

和工樹脂のダットサンを開発製造したのは、

$
0
0

さて、関さんのダットサンのプラモデル開発に協力してくれたのは、

ストウさんのお話によると、ニッセイの青木さんであったという、

そのニッセイの青木さんのところにはすでにインジェクション成型機もあり金型製作の技術もあった、

まさに、青木さんはプラスチック成形加工のプロフェッショナルであった、

そのニッセイの青木さんとは一体どなた?

それを明かしても特に問題はないだろう、会社の宣伝にもなることだし、

「日精樹脂工業㈱」の青木さんであった、https://www.nisseijushi.co.jp/corporate/index.php

そこで、金型から射出成型まで全てやってくれたという、

つまり、和工樹脂のダットサン1000セダンは今の「日精樹脂工業㈱」が製造していた、ということである、

その日精樹脂工業は戦後すぐにインジェクション成形機などの開発に着手し昭和30年には完成させ、そして

昭和32年には国内販売を始めている、もちろん、金型も、

なぜ、ニッセイの青木さんが関さんのプラモデル開発の企画を受けてくれたのだろうか、

これは、僕の推測になるが、(指摘があったので訂正します、推測は間違いです)

関さんがニッセイの青木さんにダットサンのプラモデルの企画を持ち込んだのは、まさにグッドタイミング

だった、

まだそのインジェクション成型機ではプラモデルキットという模型は作ったことはなかったはず、

そこへ、関さんからプラスチックを素材とした模型を作るという企画にニッセイの青木さんは興味を示したので

はないだろうか、そのインジョクション成型機の性能を試す意味でも、

○ 上記の僕の推測を下記のように訂正、

 ストウさんが関さんから聞いた話によると、「日本でまだ誰もやったことのない」と関さんから聞いた青木さん
 が、技術者魂に火が付いて利益度外視で引き受けてくれた、ということです、


その青木さんは、上記の会社のホームページをご覧いただければおわかりのように、日精樹脂工業の創業

者でありその後、合成樹脂産業界に多大な功績を残された方であった、

つまり、世間ではドンドン技術が進んでいた、

射出機や金型製作の技術など昭和30年までには確立し、未知の分野ではなかった、

その証拠に今まで僕はいろいろな資料などで証明してきた、

昭和20年代までにはすでにプラスチック製の玩具、電化製品、日用品などで溢れていた、

では、なぜプラモデルが現れることがなかったのか、

それは、誰もまだプラスチックという素材でプラスチックモデルを作ろうなどと思わなかっただけのこと、

作ろうと思ったらすぐにでも出来ることであった、

そのプラスチックという素材でプラスチックモデルを作ってみようと目を付けたのが大阪の日本プラスチックと

東京では和工樹脂であった、  いや、ひょっとしたら他にもあったかもしれない、

今となって確認できたのが日本プラスチックと和工樹脂ということにすぎないのかも、

要するに、マルサン商店はプラスチック業界においては世間より10年遅れていたということ、

マルサン商店は所詮はオモチャ屋だったということ、

世間ではすでに技術、設備機械など確立していたのにあの簡単なノーチラス号の金型作りに四苦八苦してい

たということ、数千万円もするドイツのデッケル社の機械などを購入しても四苦八苦していたということ、

その頃はもうすでに日精樹脂工業の射出成型機、いや、インジェクション成型機も発売され、他のメーカー、

例えばセキスイ化学など数社から射出成型機などは発売されていた、金型製作の職人など大勢いた、

なにも大げさにドイツから何人もの技術者を呼んで技術指導を受ける必要もない、日本には多くのプラスチッ

ク成型の技術者がいたのだから、しかも何度も言うように射出成形機などの機械類も発売していたのだから、

あの、マルサン物語が本当だとしたら(そんなわけないが)、マルサンだけが世間知らずでまったく世の中の業

界のことを知らなかったということ、そう、マルサンだけ世間から隔離されていたということだろう、(笑)、

繰り返すと、マルサンだけが業界から10年遅れていたということ、

しかも、実際に金型を作ってもいない職人を伝説の日本初のプラモデル金型職人などと祭り上げてしまった、

まさに、低レベルの模型ライターの方々の責任は大きい、なぜなら嘘のプラモデルの歴史を作り上げたからで

ある、

まあ、最近も某模型雑誌で「日本のプラモのパイオニア マルサン商店の伝説」などとマンガ風に書いていた

が、いつまで懲りずにそういうことを書き続けるつもりだろう、もう、そのような低レベルのことを書くのはいい加

減にやめましょうよ、そして、もっと勉強して書きましょうよ、、なぜなら読者は高いお金を払って読んでいます、

高い金を払ってしかも嘘のことを読まされたのではたまりませんね、

僕のブログを読むのはタダです、しかも事実を書いています、

まあ、プロの模型ライターの方々は恥というものを知らないのだろう、

つい、ボヤキ?怒り?みたいなことを言ってしまったが、

さて、日精樹脂工業で出来上がったダットサンのプラモデルは、もちろん和工に納入されそれはその後、

                                                    <続く>


○ 日精樹脂工業の国内発売第一号の射出成形機のプラモデルや、その他の製品の射出成形機のプラモデ

  ルが工場見学会などで配布されているようである。しかも、そのプラモがエライ人気のようで、

  まさか、その第一号の射出成型機で?和工のダットサンなどが製造されていたことは今まで誰も知らない

  のでは、(これも僕の推測、ただ、その可能性は高い)

○ 僕の推測の箇所は訂正致しました、間違ったことを書いていないかチェックしていただくようにしています。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1704

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>