そもそも、模型に関する書籍の出版というものは著者自身が模型が大好きで、実際に原体験などがないと書
けない、この本の表紙の帯の「僕たちはプラモデルが大好きだった!」という表現は白々しい、
この著者の方はハッキリ言って、模型にはあまり興味がなく、子供の頃も遊んではいなかったのでは、
とにかく、出版して(なぜ出版しなければならなかったのかは、もう読者の方はおわかりだろう)、それと、印税
の小銭を稼ぎたかっただけのことだろう、
なぜ、著者の方が特に模型が好きでもなく原体験もほとんどなかったのか、と言えるのか、
それは文中の中にもいろいろと表れているが、その典型的なものが次の記述、
このタミヤの初版のリモコンのパンサーの記述の箇所、「リモートコントロールと称したワイヤ付きのコントロ
ールボックスで操縦できるタイプ」の箇所、もう大笑いしてしまった、
ええ~、ワイヤ付き?のコントロールボックス?で操縦できる、
配線コードではなく、ワイヤ付き、一体どんなギミックで動かすのだろう、
いや、そういえば、たしかにタミヤの戦車模型にはワイヤ付きのリモコン操縦があった、
まんざら嘘ではなさそう、(笑)、
そう、これこれ、木製戦車模型でワイヤーリモコン式のものである、
ワイヤーで左右のつっかい棒を出したり引っ込めたりして、片方のキャタピラを浮かして方向転換させるもの、
たしかに、これだと「リモートコントロールと称したワイヤ付きのコントロールボックスで操縦できる」、
まさか、このことを仰っているのではないだろう、
まあとにかく、著者のお方はもう何が何だかご自分でもわからなくなってしまったのだろう(笑)、
かと思うと、この部分の記述では、コードとリモコンボックスが結ばれていて左右の転輪をそれぞれ別々に動
かす、と書かれている、
それから、今井科学の鉄人28号で、「二足歩行するというギミックは」、
エッ!!、(笑)、
それと、もう一つ著作権者に版権料を払って作られたキットは、云々、とあるが、
その鉄人28号を発売した今井科学には当初は著作権などという認識はなかったようで、おそらく無断でやっ
てしまったのだろう、それを物語るのが次の広告、
この広告をご覧いただければおわかりだろう。