今井商店の東京タワーは爆発的な売れ行きとなり、夏に入ってもなおも売れ続けた、
夏に入っても生産に拍車をかけているという、
もちろん、東京タワー以外の製品も続々と投入、
東京タワーは量産しても品不足になったのだろう、
ただ、その売れ行きも冬がやってくる12月頃には底を打ち、次第にプラモデルに代わっていく、
そう、不二化学(東宝模型の前身)が9月頃にプラスチック製の1/500 東京タワー、続いて10月頃に「ステ
ーションホビー」が豆球付きの東京タワー、を発売した、
この「ステーションホビー」が発売した東京タワーは見たことない、
実は、その前に発売した不二化学の東京タワーで気がついた、そう、今までまったく気が付かなかった、
こんなことが実際にあり得るのか、まあ、当時だからこそあり得たのかもしれないが、
こんな物よく売り出したものだ、何がこんな物よく売り出したものかというと、
その不二化学のキットというのが以前にも紹介している次のキット、
今までまったく気が付かなかった、まさかそんなこと想像すらしなかった、
気が付いたのは日本模型新聞の苦情の記事であった、実はこの東京タワーのキットは重大な欠陥品であっ
た、
<続く>