フジミ模型社と分離して今井商店として活動を開始後はどのような木製模型の製品を発売していたのだろう
か、残念ながら当時の今井商店のカタログは今まで一度も見たことない、
はたして発行していたのかどうかもわからない、
まづは、日本模型新聞、日本教材新聞に載っている広告で順を追って紹介してみよう、
このエレベーターには逆転スイッチ付きとなっているが、実は逆転スイッチは、
逆転スイッチは、
ここには、躍進する今井商店とある、
そして、昭和33年10月に「東京タワー」を発売する、東京タワー竣工の2か月前のことであった、
この東京タワーが今井商店の大ヒット商品となる、
またまた繰り返すが、今井商店が東京タワーを発売したのは昭和33年10月のこと、これが一番最初、
このことは僕があらゆる資料を調べて断言する、まあ、もっとも僕が言うことだから誰も信用しないかも(笑)
誤りを指摘しても無視される、
とにかく、今井商店の東京タワーは飛ぶように売れたという、作っても作っても注文が殺到したらしい、
そのことは日本模型新聞にも書かれている、
問屋のダイモの新年挨拶の表紙にも今井商店の東京タワーで飾ってある、
さぞかし、この1年前に「東京タワー?」が発売されていたらこの時よりもっと売れ、大大ヒット商品となったこと
だろう、そう、まだ実物がどんなものかわからず、名称も決まらず、やっと設計図ができあがったばかりで一体
どのようなテレビ塔になるのか誰もまだ知らないわけなので、そりゃあ爆発的に売れたこと間違いない、
しかし当時は、そのような気配も記事もなんにも載ってない(笑)、
もちろん、昭和32年の製品発売リストの中にも東京タワーは載ってない、というかあるわけない、
続いて、小学生向きの「ミゼットタワー」も発売、
なおも売れ続くので今度は3月に特大の東京タワーも発売する、
それでも爆発的な売れ行きなので夏には増産体制をとることとなる、
<続く>