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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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サマー大作戦に賭ける、

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危機的状況に陥っていた今井科学はキャラクター物からは撤退し、オリジナル的なスケール性の強い物に方

針を転換する、


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            (昭和44年4月7日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)
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            (昭和44年4月7日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)

とはいうものの、完全にマスコミ物から撤退しきれないようで、当時人気のあった「サブマリン707」なども並行

して発売した、

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            (昭和44年4月21日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)
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         (昭和44年5月12日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み) 
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             (昭和44年4月7日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)

この中で気になるのが「トータス」だろう、そう、「怪奇大作戦」の「トータス号」、

マスコミ物で痛い目にあっているにも関わらずまだそれに未練があったのか、それともつい手を出してしま

ったのか、それとも、これにまた火が付けば再びまたマスコミ物に、とでも考えたのか、

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そのトータス号は、このカタログには3月下旬発売予定となっている、

が、不思議なことにその後「トータス号」の広告、発売したなどという記事は一切ない、

もちろん、「トータス号」は発売されている、実は言うまでもなくこれはマニアの間では超超のつくプラモ、

再びこの「トータス号」が出てくるのは再建後のすぐの今井科学の広告である、

ちょっと話がそれてしまったが、

そして、今井科学は昭和44年夏の「イマイ サマー大作戦」として夏の商戦に賭けた、

イメージ 8

これは、その商戦時の今井科学の最後の?カタログである、

このカタログにはついに発売されることのなかった幻のプラモデルも記載されている、  <続く>


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