渥美産業のロボット貯金箱が完成した、日本初のロボット模型と並んでこれも日本初のロボット貯金箱といえ
るだろう、
箱絵の「禁断の惑星」のロビーロボットに似せたものとはまったく違う、相澤ロボット博士のものに最も近いロボ
ットとなっている、
当時の説明図に載せられた現写真と同じポーズで、
お金を食べさせるには、耳を廻す、
耳を廻すと白目になって口を開ける、
お金をパクっ、 お腹に貯まったお金は絶対に他人には取り出せない、
実にこの説明図ではわかりぬくい、どういう仕掛けになるのか理解するのに1時間以上を要した、
半分に切った円形状の、そう上が平になった円形状のものが鍵となる、
切込みがずれている、そう、左によっている、
頭の部分に2本のレールを付けているのでそれを切込みに入れて、
そう、このように頭が左にずれている、
そのまま右にスライドさせる、
そして、腕を好きなポーズにしたら鍵がかかって蓋がとれない、
中では円形状の鍵はこのような形になってロックがかかる、という具合になる、
ロックを開錠するにはさきほどの状態のように右腕を前に出し、左腕を真上に上げなければいけない、
組み立てる際にその腕の角度は自由に決められるということ、なので、その角度を忘れてはならない、
まあ、組み立てた自分だけしか開けられない、
そうそう、ついでに少しだけ紹介しておくと、
この日本教材新聞の広告は、
この写真を載せたものである。