ところで、業界50年史DVDのデータではこのマルサンの空母信濃の発売は昭和38年12月発売となっている
のでそのように思っていたが、
ところが、説明図の鉛筆書きには、
昭和38年8月18日の賞品でもらったようになっている、
まあ、そのような細かいことはどうでもいいと思いつつ、模型新聞で確認してみたら、
昭和38年7月の模型新聞には広告が載っている、なので、8月18日に賞品でもらったことには間違いないだ
ろう、
ただ、日本模型新聞にはこのシリーズの艦船プラモに関する記事は見当たらない、これらの広告のみである、
ついでに、次の広告をご覧いただこう、
「セイバー」もこの時期に発売されている、これは当時僕は買ったことがないが、雑誌「丸」の広告を見ただけ
で、これはなんという精密なプラモだろうと驚いた記憶が残っている、それまでに見たことのない航空機のプラ
モであった、買わなかったのは動くプラモではなかったからである、https://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/71322932.html
それにしてもなぜ、当時マルサンが時々このような出来のいいプラモを発売することができたのか、
まあ僕の妄想であるが、マルサンの職人が金型を作ったのではなく他の職人さんが金型を作ったのだろう、
いや、ハッキリ言うと、まんざら僕の妄想でもない(笑)、
さらに次の広告をご覧いただこう、
マルサンはこの時期に値段を下げている、400円も出せば動くプラモデルが買える、
今更言うまでもなく、当時の子供達は動くプラモデルを求めていた、今の時代のように動かなくてただ精密さを
求める時代ではなかった、 おそらく当時の動かないマルサンのプラモデルは他のメーカーに比べてあまり売
れなかったのだろう、だから値下げするしかなかった、
この時期の模型新聞の記事を見てもマルサンに関する記事はほとんど見当たらない、
そう、マルサン以外のメーカーの記事ばかりでマルサンに関する記事はほとんど見当たらない、
マルサンのプラモデルが脚光を浴びるのはまさにSF,怪獣ブームの時からであった、
アッ、ついマルサンのことになると熱が入ってしまうから困ったものである、
それは何度も言うようにプラモデルの歴史をマルサンが歪めてしまったからである、そして、今も歪め続けてい
るからである、
最近もどこかのイベントで嘘を垂れ流していらっしゃるらしい、
「ノーチラス号を開発する時、プラスチックという素材も見たこともなく初めてのものだった」 と、いまだに嘘と
いうか妄言をおっしゃる当時のあの職人さんのトークには笑ってしまった、 そう、、プラスチックの歴史も嘘で
歪められている、それを真面目に聞いている方々にも笑ってしまう、
空母信濃に話を戻そう、
さて、このような装置で煙りが煙突から出てくるのだろうか、
発煙筒の口にファンで風を吹き付ける?だけである、
電池受け金具を差し込む溝がない、
まあどっちみち電池も入らない、
いずれにしろ、水に浮かべて走らせるのは無理なので、せめて煙突から煙だけでも出してみよう、
ホームセンターで買ってきたチューブを発煙筒の口に取り付ける、
チューブを煙突まで伸ばす、
う~ん、これで煙突から煙が出てくるのか疑わしい、 <続く>