コレクションとしては誰も欲しがらないグッズとして賞品カップがあるだろう、
もちろん、自分が何かの賞をとったものではないカップである、
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まあ、こんな物誰も欲しがらない、タダであげると言っても、「そんな物いらない」と言われてしまうだろう、
おそらく僕だけだろう、こんな物持っているのは、
ハッキリ言って、あまり僕も欲しくはない、ただ模型の歴史等を研究する上での資料として必要としているだけ
である、このカップに何も刻印してなければタダの賞品カップにすぎない、僕も持っている必要はない、
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カップの刻印を見ると、NBK とある、 そう、「日本文化教材」である、
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それと、バッジ、 おそらく模型飛行機大会での賞品だったのだろう、
では、いつその飛行機大会は開催されたのだろうか、それを特定するのは難しい、
過去の記事でも記しているように、日本文化教材は戦時中の昭和19年に国策会社として発足した、
そう、模型飛行機教育振興のためであった、その時の会社の名称は「日本航空教材㈱」であり戦後すぐの昭
和21年に「日本文化教材㈱」と改称した、
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昭和23年頃から模型飛行機が盛んになり、全国各地で模型飛行機大会が開催された、
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(昭和28年10月号 日本教材新聞)Clik here to view.

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(昭和30年4月号 日本教材新聞)Clik here to view.

日本文化教材社は戦後すぐに模型飛行機に重点を置き、全国各地での模型飛行機大会等を開催し、その普
及に努めてきた、おそらく、その賞品カップは昭和30年前後の頃のものだと思われる、
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(昭和29年6月号 日本教材新聞)Clik here to view.

ところで、
昭和29年6月の日本教材新聞に当時の布施市で模型飛行機大会が開催された記事が載っている、
よ~く読むと、後援としてその中に「東京堂模型店」がある、おそらく日本プラスチックの濱田さんの「東京堂模
型店」だろう。