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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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戦前の模型モーターを回す、

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ヤフオクで100円で戦前の模型モーターがあったので、100円で落札し入手してみた、

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そう、電池を繋いでまだ回るかどうか試してみたいので、

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まづ、リード線を繋いで、

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このモーターはマグネットがモーター内部に内蔵ではなく、このように台座がマグネットになってい

る、電池1本を繋いで回してみると、おお~、かなりの勢いで回ってくれた、

模型の動力モーターとして今でも充分に通用する、電池2本を繋ぐとモーターのシャフトを指で摘

んで止めることはできないほど強力な回転力である、

ただ、メーカー名が刻印していないのでどこのメーカーの製品だったのかはわからない、

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そして、この馬蹄形マグネットのモーター、これは戦前に軍医だった方が趣味で扇風機を作る時

自作したモーターだったらしい、

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昔の古いモーターは内部のブラシがススで汚れて電通が悪いので、接点復活スプレーを

吹き付けてやると綺麗に落ちる、

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ブラシに吹き付けて電通をよくして電池を繋いでみた、

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おお~、電池1本でもこんなにプロペラが勢いよく回ってくれた、

本当に模型モーターはどんなに昔の古い物でも絶対と言っていいほど回ってくれる、

もちろん、このようなマグネットを使用した模型モーターや、馬蹄形マグネットモーターは、

マブチ少年が世界初に発明したものらしい(笑)

アッ、そうそう、昭和39年頃に興味深い事件?が発生している、模型モーターに関することであ

る、とにかく、マブチモーターにまつわる話題には事欠かない、

そう、正々堂々?と、いや敢然と?、真っ向からパクリでマブチに喧嘩?を売ってきたメーカー

が参入してきたのである、 同じパクリでもコソッと発売するよりも正々堂々?と大々的に広告を出

して発売するようなそんな大胆不敵な会社って大好き!

戦後のド〇〇サに紛れて、よそ様の製品をコソッとパクって、お前のところが俺のとこの製品をパ

クッタなんて言うような会社って好きくない!!

そのマブチに真っ向から喧嘩を売ってきた大胆不敵な会社とは、そして、その影というか背後に

は誰が、?

そのことは、金曜日にでも、 <続く>




5式中戦車、キャタピラまもなく完了

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5式中戦車のゴムキャタピラをまもなく作り終える、あと、もう片方のキャタピラを繋ぐと完了、

実を言うと、このキャタピラで3度目なのである、1度目がすでに紹介していたようにキャタピラが厚

すぎて上部ボディーを被せた時にキャタピラが当たって擦れて摩擦の抵抗でスムーズに回らなか

った、それで今度はそれよりも薄く作ったがそれでも厚すぎた、

3度目で今度はそれよりももっと薄く作って、これでやっと上部ボディーに擦ることなく、スムーズに

回るようになったということである、

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左が最初に作ったキャタピラで、普通に今までの感じで作ったところ厚みが厚かった、

ま、ギザギザのスリップ止めから表面の文様までの厚さがおよそ3ミリ、

その右が2度目のキャタピラで、それより0、5ミリ薄く作って2、5ミリほど、

それでもダメ、それで今度は厚みを2ミリほどに薄くして作った、

そう、ギザギザのスリップ止めから表面の文様まで0,5ミリのゴムを4枚重ねである、


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左が2度目のもので厚さが2、5ミリ、右が3度目の厚さが2ミリのもので、これでやっとOK,

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小さいキャタピラなので結構手間がかかった、ま、しかし、手先を細かく使うのでボケ防止のため

には結構役にたったのでは、

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そこで、オリジナルの元々この戦車に付いていたボロボロのキャタピラと比べてみると、

左のオリジナルのキャタピラの厚さはおよそ2、5ミリ、多分新品の頃はそれよりももっと厚かった

だろう、右が今回作ったキャタピラ、画像だけでもなんとなく、それよりも薄いことがわかるだろう、

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次に、内部のギアボックスに注目、

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このようなギアの組み合わせのギアボックスは他の戦車プラモにはほとんど見当たらない、

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そこで、今度はエルエスの1/50シリーズの九七式中戦車の箱を見てみると、

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1式砲戦車、1式中戦車、3式中戦車、

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そして、5式中戦車、となっている、しかし、この5式中戦車はこのように発売予告はなされたもの

の発売されることはなかった、

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キットの中を見てみると、

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逆転スイッチは横っ腹から突き出すように、

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そして何と言っても、このギアボックスが同じである、

それにしても、なぜ5式中戦車はラインナップに加えながら発売されることがなかったのだろうか、

それは、

2,5ミリを超えるゴムキャタピラでは厚すぎて走らせることができなかったからである(笑)

アッ、早くキャタピラを完成させて走らせてみよう、  <続く>

5式中戦車、完了、

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五式中戦車のゴムキャタピラが完成した、

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先の記事でも紹介したようにキャタピラの製作は3度目の正直となった、

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そう、キャタピラは思いっきり薄くしないと上部ボディーのフェンダーに当たって擦れてスムーズに

回らない、ゴムなのでフェンダーに擦ると摩擦の抵抗でちゃんと回らない、

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ボロボロになった元々のオリジナルのゴムキャタピラでは2、5ミリほどの厚みがあり、これではス

ムーズには回らない、製作した右のキャタピラは厚さ2ミリにして作った、もうこれ以上薄く作ること

はできない、まあ、もっとも表面等に文様を付けないツルツルののっぺらぼうにすれば可能である

が、

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試にオリジナルのキャタピラを架けてみよう、

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このように、上部フェンダーに擦れてしまう、ま、前輪駆動ならキャタピラを引っ張る状態になる

が、これは後輪駆動なのでキャタピラが回ると上の方に浮く状態になるので余計にフェンダーに

当たる状態となってしまう、おそらく、この試作品は上部ボディーを被せた状態では走らせることは

できなかったことと思われる、

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それから、もう一つ付け加える仕掛けがある、実はこの37ミリ砲、これも砲弾が発射できる、

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今はこの37ミリ砲の筒の中にスプリングは入っていないが、この中にスプリングを入れると砲弾

が発射できる、砲弾は砲口からの先込式で筒の中に押し込んでこの爪に引っ掛ける、


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そして、このボッチを押すと爪が外れて砲弾発射となる、まあしかし、よくも1/50の小さな戦車模

型に盛りだくさんの仕掛けを組み込んだこのである、

もちろん、砲弾発射を試してはいない、下手にいじって壊れたらそれこそ大変、

自分の物だったら、ドンドンいじって試してみるが、

それでは、発売されることのなかった試作品の五式中戦車の史上初?の動きをご覧あれ。


今朝の日の出前、

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今朝のベランダからの日の出前。

大胆にも喧嘩を仕掛けたメーカーがあった、

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マブチモーターに関わる話題には事欠かない、

他にもいろいろとあるが、僕の趣味は模型のことだけなのでそれだけについて触れておく、

マブチモーターが意匠から構造に至るまでいち早く特許をとり他のメーカーが参入できないように

したのはすでに紹介したが、なんとそのマブチモーターにまるで喧嘩を売るようなかたちでモータ

ーを製造発売したメーカーがあった、

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         (昭和39年7月15日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)

昭和39年なので、すでに模型モーターを作る会社はマブチモーターしかない、

それに敢然?と、いや、正々堂々と?いや、ハッキリ言って喧嘩を売るような形で模型モーターを

製造発売したのである、その会社は「日本金属化学(株)」、今もまったく同じ会社名が存在してい

るが、それがこの会社と同じなのかはわからない、この新発売の広告を見ただけでも、マブチモー

ターをそっくり真似て作ったとわかる、NKK,マブチはTKK,

種類も13、15,25,35、45、とNOも同じ、もちろん形も似ているような、

もっとも、日本金属化学が真似たとは言っても、模型モーターは大体がこのような形にはなってし

まうが、

しかし、マブチは意匠登録から全てやっているので、他社はモーターを製造発売することは実質

不可能、ということは何度も繰り返すが、他社が戦前から製造していた模型モーターをマブチのよ

うに片っ端から意匠実用新案特許登録を行っていればマブチモーターは存在していなかったとも

いえるのである、いや多分ではなく存在していなかった、そう、当時はその業界では皆お互いに手

の内を見せあい、共栄共存を望んでいたからであった、しかし、終戦となり時代は移り変わりそん

な時代遅れ?の考えは一変し権利意識の強い時代へと変化していった、ただ、自ら開発し考案し

たものを特許登録するのは当然だろうが、 そうでないものを、人様がすでに考案し存在している

ものを、 ・ ・ ・ ・ ・ ・

話を戻して、その日本金属化学はマブチモーターを的に絞っているのは明らかである、

広告には市販されているプラモにそのまま使用できます、と謳ってある、

ここまでくるともう立派である、個人的にはこの日本金属化学を応援したくなってくる(笑)

そう、パ〇〇から始まった会社にはパクリで正面から堂々と勝負をしようということだったのかも、

この日本金属化学は、かなりいい度胸をしていた、

ハッキリ言って、この日本金属化学はマブチには法的には負けるに決まっている、

そんなこと、日本金属化学も当然熟知しているはずである、負ける喧嘩をあえて仕掛けてきたの

である、

それがわかっているはずなのに、なぜあえて堂々と喧嘩を売ってきたのか、まあ、今となってはそ

の理由はわからないが、なんらかの理由があったのだろう、なかなか興味深いものがある、

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      「昭和39年8月25日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)

もちろん、そのあたりに敏感なマブチが黙っているはずはない、すぐに翌月のこのような謹告を

掲載し警告を発した、ところが驚くことに、日本金属化学は更なる追い打ちを、

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      (昭和39年12月創立15周年記念特集号 (株)ジートッププレス監修済み)

製造発売を中止するどころか、更に大々的にこのような広告を出してマブチの警告を無視、

「すべてのプラスチックモデルにピッタリ!」と、生産発売を続行した、

もう、ここまでやると本当に立派としかいいようがない、

さて、この結末は、と言いたいところであるが、その結末に関するものの記事が見当たらない、

只今、リサーチ中、もちろん、日本金属化学が最終的には負けるに決まっているだろうが、

しかし、ここまでやるからには繰り返すがなんらかの理由があったと考えるのが妥当だろう、

ここからは、僕の推測となるが、

そう、何かあったに違いない、なぜなら、その日本金属化学に助っ人が存在していたのである、

その助っ人のプラモメーカーとは、  <続く>

アッ、その日本金属化学が発売した模型モーターというのが、コレ、

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何度も言うが、模型モーターは大体がこのような形になる、

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マブチ15モーターと比べてみよう、台座はほとんど同じ、

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シャフトの位置、高さもほとんど同じ、ハッキリ言って、どのプラモデルにも使用できる、

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形は違うがこのような丸っこい形のマブチモーターのような形は意匠登録等がなされているので

法的には抵触するのかも、まあ、いずれにしても他社は模型モーターを発売できない、

ところで、この二つのモーターを電池を繋いで回してみた、

日本金属化学のマイモーターの方が力強く回転するように感じるのは気のせいだろうか、

その助っ人とは、

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日本金属化学(株)のその助っ人とは、緑商会であった、


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             (昭和40年8月15日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)

この模型新聞記事のとおり、同じ組合の最高幹部同志が争ったらしい、

マブチモーターが緑商会に対しても訴訟ざたを起こしている、まあとにかく、なんでもかんでも訴訟

ざたがよほどお好きらしい、普通なら同じ業界内であるから、しかも指導する最高幹部同志である

から話し合いでもって解決するだろうに、決裂していたのだろう、緑商会はマブチの訴えをあえて

裁判でも受けて立つ覚悟を決めていたのだろう、

緑商会はその日本金属化学のマイモーターをプラモの製品の一部に使用販売したとある、

どんなプラモに使用したのかはわからないが、どなたかご存じの方もいらっしゃることだろう、

緑商会のプラモでそのような物あったかなあ~、今のところ気がつかない、

ま、最終的には和解したことになってはいるが、どんな手打ち式が行われたのかはわからない、

ここからは僕の推測である、

おそらく、緑商会は日本金属化学と結託してやったのか、少なくとも応援していたことは間違いな

いだろう、なぜそのようなことをやったのか、今となってはその理由はわからないが、

多分、マブチモーターに相当な反感を持っていたのは間違いないだろう、

潰された会社もあったことだろう、

つまり、マブチモーターの経営姿勢、つまり、今までのやり方に相当な反感を持っていたのだろ

う、そう、多くの同業者であるメーカーが持っていたのだろう、しかし、現実的にはマブチモーター

を使うしか仕方がない、模型モーターはマブチが独占しているので、そこで、一泡ふかせる意味で

やったのかもしれない、

さて、その日本金属化学(株)の堂々たるパクリモーターの結末はどのような形で終わったのだろう

か、もちろん、日本金属が負けたとは思うが、

ただ、その結末がどのようになったのかは関連記事が見当たらない、今までの事例でいくとマブチ

モーターは必ずそのメーカーに謝罪文を書かせ新聞に掲載するはずだが、

その後、日本金属化学の広告等も見当たらない、引き続きリサーチ中。

そうそう、すでに前の記事でも紹介しているが、昭和21年にマブチモーターがパクられたとしてい

る相手方の朝日科学玩具には今月中に訪問することにしている、今はどのような会社になってい

るのだろう。



沈みそうなので、

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昔、第二次大戦でも活躍した飛行艇カタリナという航空機があった、

飛行艇は戦闘機に比べるとかなり地味な存在ではあるが、その大きな図体、形からして、なぜか

愛着を感じてしまう、その任務も偵察、救難、潜水艦探索、時には爆撃も行ったという、

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その飛行艇で東宝模型の飛行艇カタリナを作ろうと思って箱を開けてみた、もちろん、これも頂き

物、いつものように頂きプラモはただキットのまま積んでおくのではなく、作って遊ぶのが僕の流

儀なので、

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水上滑走式キットとある、FA13モーター2個と単3電池2本使用、う~ん、かなりの搭載量とな

る、

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組立説明図には組み立て順序は特になし、

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東宝模型にはこのカタリナは数種類あるらしく、モーター1個で2つのプロペラを回す式のものもあ

る、これは2個のモーターで、マブチモーターもFA-13なので最終版だろう、

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問題は浮かぶかどうか、う~ん、この胴体だけではまづ浮かないだろう、浸水しないようにガチガ

チに密封しても浮かないだろう、しかも、これにモーター2個と単3電池2個も搭載したのではなお

さらのこと、ま、発泡スチロールをくっ付ければ浮くだろうが、

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ということで、とりあえずはどうするか思案中、

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同じ東宝模型の水上プラモで「オッタ―号」があった、これはどうにか表面張力?で浮いて浴槽内

でコソッと走らせることができた。http://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/70178416.html

模型モーターはいつから、

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またまた、模型モーターの話を、

模型モーターは誰が、いつ頃考案したのかはわからない、おそらく、当時の模型少年達、もしくは

模型好きな方達が特に誰ということではなく、ごく自然に考案し普及していったのではないだろう

か、例えば、先日紹介した次の馬蹄形模型モーターは、

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このモーターは戦前に模型好きの軍医の方が自作されたモーターとのことで、これで扇風機を作

られたとのこと、

実は、この馬蹄形をしたマグネット、実はこれはスピーカーの部品なのである、

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スピーカーのことは詳しくないが、昭和初期頃のスピーカーはこの馬蹄形のマグネットがよく使わ

れたらしい、だから、模型少年達は壊れたスピーカーを探し出してこの馬蹄形のマグネットを取り

出して、それをモーターに利用したらしい、それが当時の模型モーター作りの常識だったようであ

る、断定はできないが、馬蹄形モーターの始まりはそのようなことだったのかもしれない、
(馬蹄形モーターを使った戦艦模型の記事http://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/70325957.html

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これらの本は大正から昭和初期の模型工作本、

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この大正時代の本は、なんと表紙が英文となっている、

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もちろんすでに模型モーターの作り方も載っている、

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なんとそれだけでなく、無線機の作り方までが、

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それから、昭和初期には交流、直流両用の模型モーターまでがすでに考案されていた、

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その交流、直流両用のモーターは万能モーターと名付けられている、これは当時すでに模型メー

カーから発売もされていた、

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これらは、教材用のモーター、昭和30年代に僕らが小学校の理科工作で作った懐かしいモータ

ーである、昭和初期にはもうすでに小学校では理科工作等に使われていたのだろう、

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模型モーターを使った潜水艦の模型の作り方も載っている、

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それがタダの潜水艦の模型ではない、なんと本物と同じように潜水する時には水をタンクに取り

入れて潜水し水を吐き出して浮上するというとんでもない模型である、

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ただ、ハッキリ言って僕が作ってみようと思っても絶対に無理、

なんとなく、その原理はどうにかわかるが実際に作るとなると僕の腕では絶対に無理、

昔の模型好きな方はこのような模型を作って楽しんでいたのかもしれない、

更に遡ってみよう、

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これは、大正11年2月号の当時の少年雑誌、「少年世界」である、

この中の広告にもすでに模型モーターの広告は載っている、

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乾電池で回転し模型飛行機、汽船等に適するとある、

更に、更に遡ってみると、

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これは大正6年1月号の「少年世界」、これにも広告が載っている、

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この模型モーター、もうこうなってくると一体、いつ頃模型モーターが現れてきたのかわからなくな

ってくる、ひょっとしたら、明治後期にはすでに模型モーターは現れていたのかもしれない、

そうそう、ネットで中々面白い記事を見つけた、https://www.ntt-f.co.jp/fusion/no27/takumi/side_s.htm







チェックメイト キング2

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「チェックメイト キング2」 コレ、何だかおわかりだろうか、

そう、あの「コンバット」でサンダース軍曹が無線電話で叫んでいた、

「チェックメイト、キング2、こちらホワイトルーク、どうぞ!」

チェックメイトとは連隊のコールサイン、ホワイトルークは、サンダース軍曹率いる小隊のコールサ

インであった、

当時、あのサンダース軍曹の持っているマシンガンと無線機が欲しかった、

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その無線機がなかったので今回入手した、

それが、アメリカ、トッパ―社の「コンバット ホン」である、

これで、アメリカ、マテル社のトミーガンと、トッパ―社の「コンバット ホン」、そしてヘルメットが揃

ったが、これで戦争ゴッコでもやろうものなら、左の人が大騒ぎするだろう、

そういえば、最近、いやもう大分前から子供達が戦争ゴッコで遊んでいるのは見かけたことがな

い、エアガンでのサバイバルゲームみたいなことは大人達のマニアでやっているが、これもやはり

プラモデルと同じように大人達だけの趣味になってしまったようである。

プラモ鞄に、

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今、仕上げて?いるのがこのプラモ鞄、

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アレッ、「サンダーボーイ」がないじゃん、 いや、いや、大丈夫、

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ちゃんと、正面にある、ある、

この鞄の中に古いプラモデルを入れて昭和の動くプラモデルの普及に回ろう、

まあ、この鞄を持って出歩くと皆の注目を浴びること間違いなし!?

エルエス1/50 九七式中戦車を、

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今朝から作り始めたのが、エルエスの1/50 九七式中戦車である、

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仕掛けは、砲弾発射と砲身が上下に可動、そして前後進に走る、

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ところが、砲塔と砲身がすでにガチガチに接着してある、これはちょっと剥がすのは困難、

砲弾発射の仕掛けを取り付けるのができない、

まあ、僕の物なら無理に剥がして分解したいが、粉々になったら泣かれてしまうのでやめておこ

う、なので、とりあえずそれはそのままにしておいて組み立てていくことにしよう、

そう、先日の木製試作品の五式中戦車と比べるために組み立ててみることにした、

静岡で五式中戦車と一緒に展示し比較して見ていただこう、

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ゴムキャタピラはまだまだ生きている、

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ただ、この車輪ではキャタピラが外れて走らないような気もするが、  <続く>

エルエス 1/50 九七式中戦車

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エルエス 1/50 九七式中戦車の設計図をよ~く見たら、面白いものが書いてある、

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設計図の中のコレ、えとぶん きむらかんいち 昭和38、3 と書いてある、

木村貫一さんとはエルエスの社長さんだろう、

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ギアの噛み合いがどうもよくない、スムーズでない、

ギアボックスのギアの噛み合いをよくする為に、アレを使ってみた、

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アレとは、ポマードのこと、これをギア、軸受等に塗ってみた、

これが効果抜群?、ギアの噛み合う音が静かになりスムーズに噛み合うようになった、


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もちろん、このギアボックスは例の木製戦車試作品の五式中戦車と同じ形式のものとなっている、

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このモーターのピ二オンギアが特殊で、平べったいギアになっている、普通のピ二オンギアだとギ

アボックスに当たってしまう、

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逆転スイッチも同じく横っ腹から突き出したタイプ、

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ゴムキャタピラが捻じれて元に戻らない、ただでさえこのような小さくてセンターガイド用の凸がな

く、転輪に溝がないやつはすぐに外れやすい、さてキャタピラが外れずに走ってくれるだろうか、

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キャタピラの捻じれが戻らない、 さてさて、ちゃんと走るだろうか、 

まあ、そんな心配は必要ないだろう、何と言っても僕が作るのだから、

そう、「僕、失敗しないので」、 裏をかえすと「失敗することはしないので」、 

失敗すると思うことはやらない、やるだけ無駄、

成功するか、失敗するかやってみないとわからない、それはやってみる価値がある、 、

実は、これは明後日の静岡まで納品しないといけないので絶対に走らせないといけない、
                                                 <続く>

夕暮れ時になると、

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夕暮れ時になると、多くのカメラマンが明石海峡大橋に集まってくる、


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そう、この夕陽を撮るために集まってくる、

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夏の間はもっと西の方に沈むのが段々と冬に近づくにつれ、淡路島のほうに沈んでいく、

この1年もアッと言う間に過ぎ去ろうとしている、高齢になると余計に1年が速く感じてしまう。

エルエス 1/50 九七式中戦車

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さあて、エルエスの1/50 九七式中戦車を走らせてみよう、

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基本的に起動輪と誘導輪がしっかりしていればゴムキャタピラが外れることはない、起動輪はシャ

フトに打ち込んであるのでガタツキはない、問題は前輪のこの誘導輪のシャフトである、この手の

小さな戦車プラモは大体がこのように貧弱なプラと一体となったシャフトなので、どうしても車輪が

ガタツイテしまいフニャフニャと回ってしまう、だからワッシャーを噛ましてガタツキをなくすと良い、


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砲弾はこのマッチ棒みたいな長い砲弾の先込め式となっている、ただし、これは先に主砲、砲塔

をガチガチに接着剤で固めてあったのでソッとそのままにしてある、

そう、接着剤を剥がしてバラスのは非常に困難なので、それこそ粉々になったら大変、

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砲弾発射ギミックのため47ミリ砲が大きくなりアンバランス、90ミリ砲並みの口径、実車だと発射

の瞬間砲塔がぶっ壊れるだろう、

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同じ1/50の木製五式中戦車と並べてみた、五式中戦車がいかに大きな戦車だったかよくわかる

だろう、M4シャーマン戦車と対戦したらどのような結果になったのだろうか、

それでは、九七式中戦車の走りをどうぞ、転輪のキュル、キュル音がいい、

そう、転輪のシャフトには絶対に油をさしてはいけない、

そして、エンジン音がとてもいい、スピードもちょうどいい感じ。



さあ、これで静岡まで五式中戦車と九七式中戦車の納品に行ってこよう。

アッ、そうそう、日本軍が密かに開発していた幻の150トン戦車の設計図が発見されたらしい、
                           http://news.yahoo.co.jp/pickup/6178381

明日は静岡にて、

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冒頭でもお知らせしているように、

明日は静岡にて、
http://www.shizuoka-create.jp/OCF.page/ocf.html が開催される、

その同じ会場にて、http://www.modelers-ff.jp/mini19shuttennsha.html も同時開催、

そこでは、渥美産業の「横須賀軍港」ジオラマも展示、また幻の戦車プラモ試作品の木製「五式中

戦車」も同時に展示、もう二度と観られない機会なのでぜひ静岡へ。

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よって、明日は静岡なのでブログは休み。

昨日の静岡では、

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昨日は静岡でのイベントも終わり、日帰りで夜の9時頃に帰宅した、

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もちろん目玉は、この渥美産業のジオラマ「横須賀軍港」である、

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若い人でも一目でこれがかなり古いジオラマであることはわかるらしい、

左隅にある大き目の箱の渥美産業のプラモ等は来場者に抽選で無料進呈するもの、

組立説明図やらキットやら、いろいろ合わせて20種類くらいを用意、

抽選時間になるとドっと来場者が押し寄せ大変な盛況、当選番号を読み上げるのも力が入ってし

まった、

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実に細かい、細かい部分も丁寧に仕上げてある、

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次回の展示は東京でのイベントで予定とのこと、

それは、2月21日秋葉原で開催の「第二回スケールモデラーズ・フェスティバル」

また、このブログでもお知らせしたい、

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片づける途中で空いた部分で例の「五式中戦車」の走行実演を行う、

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もちろん、「九七式中戦車」も、

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片づける際に大変なことが、

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そう、こうやって台の中に収める際に、山をぶつけて、


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ガサッ、と、

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ま、補修すればいい、

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イベントのメインはオールドカーの展示である、

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やっぱり車はデカイとかなりの存在感がある、フロントガラスには売約済みと、

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撤収にはトレーラーで、

さてさて、今回の静岡では模型歴史に関するいろいろな新情報?を仕入れることができた、

マルサンより先にプラスチックモデルを開発製造し、正式な流通ルートに乗せて全国的に発売し

た(株)日本プラスチックのことなどである、  <続く>

11月のスケジュール

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 〇 11月のスケジュール

   11月22日(日)、23日(祝) 大阪南港にてモデラーズフェスティバル
                        http://www.mokeishop-r.com/modelfes2015.html
     
    ● 我が「模型探偵団」も昭和の戦車プラモデル等を展示

緑商会だけでなく、ミツワモデルも、

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マブチモーターのやり方に強く反発したのは、緑商会だけではなかったようである、

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それは、この当時のミツワモデルのプラモデルでもみてとれる、

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この戦艦陸奥のキットにはモーターが付いている、「強力スーパー 15モーター」となっている、

15モーターとしたのはマブチ15モーターを意識したものだろう、

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このキットの価格は250円、

モーターはこのキットの中に入っている、当時のキットには特製モーター付きというものがあ

ったが、このキットのモーター付きというのは他のものとはちょっと違う、

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実は、このモーターはミツワモデルが100円で発売していたものである、

そう、250円のキットの中にはこの100円で発売していたモーターも含まれている、

だから、実質このキットの価格はたったの150円、う~ん、安い、

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おお~、結構いろいろなプラモにミツワモデル特製のモーター付きで発売していたようである、

これらの戦艦モデル等は昭和39年1月から3月頃に発売されたので、日本金属化学よりも数か

月前に仕掛けたことになる、http://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/70751597.html

多分、マブチモーターは黙ってはいなかっただろう、

その後、訴訟沙汰になったような記事は載ってないので、おそらくマブチモーターとは静かに和解

したのかもしれない。

フジミ模型 1/44 タイガータンク リモコン

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さあ次は、フジミ模型の戦車プラモである、実は、いろいろと戦車プラモは組み立ててきたがフジミ

模型の戦車は初めてのことである、ご当地静岡では思う存分活躍できず、孤軍奮闘?しているよ

うな様子なので応援の意味でも今回作って遊んでみよう、

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組み立てるのはコレ、これも実は、「コレ、作って遊んでいいよ」と仰るので借りてきたものである、

作って動かして、さんざん遊んで飽きてきたら返そうかなと思っている(笑)

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たまが出る、砲塔が廻るとあるが、自動ではなく手動、

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箱を開けて部品を見ると、オヤッ、となる、

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このリモコンボックス、どこかで見たような、そう、実はこのリモコンボックスはあのリモコン式の戦

艦プラモデルに使われていたものである、http://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/69274547.html

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何ッ、このゴムキャタピラは、なんとホッチキスで繋いである、実は後から誰かがホッチキスで止め

たものではなく、これがオリジナルの状態のようである、 一体、どういうことなのか  <続く>

フジミ模型 1/44 タイガータンク リモコン

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このホッチキスで繋いだゴムキャタピラは、誰かが後で切れたキャタピラをホッチキスで繋いだの

だろうか、

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いや、そうではないだろう、切断面はスパっと綺麗、劣化して切れた跡ではない、キャタピラもまだ

新品のように綺麗、

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それから、繋いでいたホッチキスの針は、部品の入ったビニール袋を止めているホッチキスの針

と同じ物、

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そう、まったく同じ針、錆びてはいないがおそらく当時の物だろう、

イメージ 5

このタイガータンクはリモコンなので、念のために同じタイガータンクのシングルタイプの物を見て

もらったところ、やっぱりシングルのキャタピラも真っ二つに切断されて上の画像のように束ねて

あった、フジミのこのタイガータンクをお持ちの方は箱を開けて確認してみてはいかがだろう、

おそらく、切断された状態で入っているはず、

もちろん、説明図にもそのことは書いてない、

ではなぜ、わからない、ひょっとしたら、自分で長さを調整して繋ぎなさいということかも、

しかし、今なら接着剤があるからいいものを、当時は今のような接着剤はなかったからどうやって

いたのだろう、当時の少年雑誌の付録のプラ模型新聞ではキャタピラが切れたらホッチキスで繋

ぎなさいと書いてあるが、僕も当時どうやってキャタピラを繋いだか記憶にはない、

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キャタピラは最後に繋ぐとして、まづマブチ13モーターを取り出して、

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どうも回転が遅い、ブラシがカーボンススみたいな物で汚れているのだろう、接点復活スプレーを

ビス穴から吹き付ける、

いちいち分解してブラシを取り出さなくても、このように穴から吹き付けてやればブラシは綺麗にな

る、穴からブラシは見えないが、とにかくビス穴から吹き付ければ大丈夫、ブラシは綺麗になる、

見事にモーターは勢いを増した、

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それから、このリモコンボックス、

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単3電池が入らない、単3電池4本を入れるボックスになっているが2本でいい、

実は4本入れても並列なので2本でOK,4本直列だったら物凄いパワーになるだろうが、

これはリモコン式の戦艦大和に使っていたもので、おそらくこのタイガータンクはフジミとしては

初めての戦車プラモであり、まあ、とりあえずは大和のリモコンを使っておくか、というような考えだ

ったのだろう、このリモコンボックスの修正も後回しにして、本体の組立に入ろう、

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ギアボックスはちゃんと噛み合わない、モーターをセットして回転させようなら、ガリガリッと音を鳴

らして噛み合わない、その理由はこのクラウンギアの穴がシャフトの径より大きいためにガタツク

ためである、そう、左右に傾いてモーターのピ二オンギアにちゃんと噛み合わない、

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そこで、ハトメ、ナットを噛まして左右に傾いてガタツかないようにした、これでモーターのピ二オン

ギアと噛み合うようになる、

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この起動輪のシャフトが長すぎる、ドライバーの先で示している部分をカットしなければならない、

そう、あの部分まで起動輪をトンカチで打ち込んだら突き抜けてしまうか割れてしまう、

当時もよく経験があるが、起動輪にシャフトを打ち込むと大体が割れてしまった、

だから、慎重に打ちこまなければならない、

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無事に起動輪が割れずに打ち込み完了し、ギアボックスにセットすると、ギアボックスの爪がギア

に当たってしまう、

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そこで、はみ出した部分をカット、

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言うまでもなく、車輪は一直線上に並べる、

まあとにかく、当時の子供達でこの戦車を走らせることができたかどうか疑わしい、

ほとんどいなかったのではないだろうか、   <続く>
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