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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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マジックコルトのパクリ物で、

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再び銀玉鉄砲のマジックコルトのことを紹介しよう、

銀玉鉄砲の元祖であるマジックコルトは、昭和34年頃大阪のセキデン社から発売されたことはすでに紹介し

た、そのマジックコルトは発売されるや爆発的に売れ全国の子供たちの間に普及した、

爆発的に売れるとなると当然のことながら、そのパクリ物が出回るのは当時としては当然の成り行きだろう、

イメージ 1

これらはパクリ物、本物は一番上のもの、今回、右のパクリ物を入手したので紹介してみよう、

当時パクリ物は結構出回っていたようで、現在までに入手したものは上記の3個、まあ他にも出回っていたも

のがあるのだろう、


イメージ 2

今回入手したものがコレ、パッと見は似せているもののやはり中身の作りが悪い、

ロッドを引いた時にちゃんと引き金に掛からない、もちろん、銀玉もちゃんと発射できない、そう、玉が出たり出

なかったりと、

イメージ 3

これが本物、もちろん、これはちゃんと作動する、さすが元祖だけのことはある、

イメージ 4

ただ本物といえど一か所だけ欠点がある、この玉を入れる箇所、これが開閉を繰り返しているうちに摩耗して

取れてしまう、

イメージ 7

その点、パクリ物はちゃっかりと改良?してスライド式の扉にしている、

イメージ 6

元祖のマジックコルトはそのつどロッドを引かなくてはならなかったが、2代目のものは連発式となった、

イメージ 8

誇らしげに?オートマチックと刻印してある、初代のマジックコルトからおよそ2年後くらいに発売された、

これが発売されたので2丁拳銃で撃ちまくって遊ぶことができた、そう、初代のマジックコルトではロッドを引か

なくてはならなかったので2丁拳銃で遊ぶことができなかった、

ただ、苦肉の策として、両手にマジックコルトを持ち歯でロッドを噛んで引いて撃ちまくったこともあるが、

その結果、ロッドが歯で潰れてしまうのであった、

イメージ 5

もちろん、2代目のものはこのように玉入れ箇所はスライド式に改良してある、

この2代目のマジックコルトのパクリ物は今まで発見したことはない、おそらく存在していなかったのではない

だろうか。

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