昨日はボランティアで解説依頼があったので、
そう、明石市立文化博物館でのボランティア活動である、http://www.akashibunpaku.com/
市内の中学校からの見学があり、その案内と展示物の解説である、
その中で担当したのが「明石の空襲」についての解説であった、まあ、大体の概要については今ではネット等
で検索するとわかる、そんなわかりきったことをまた博物館で解説しても見学者は面白くないだろう、
要は、なぜ明石が空襲を受けたのか、なぜ兵庫県で一番にアメリカ軍の空襲を受けたのか、その理由であ
る、川崎航空機(現川崎重工)が標的だったということは書いてあるが、なぜそこが標的になったのか、そんな
ことインターネットで調べても出てこないし書いてない、
そこらへんになると、もう僕が出てこないといけないだろう(笑)
そこで、その解説グッズとして持っていったのが次のプラモデル、
大滝のB-29、タミヤの飛燕、緑商会の屠龍、
実は、戦時中には川崎航空機の明石工場では飛燕と屠龍を生産していた、
まあ、飛燕、屠龍と言っても今の子供たちにはなんのことやら、とわかるはずがないだろう、
そこで、飛燕、屠龍はアメリカのB-29を迎撃するための戦闘機で ・ ・ ・ ・ ・
B-29は一万メートルもの高い空を飛んでくるので屠龍の斜め銃でB-29の下に潜り込んで ・ ・ ・ ・ ・
まあ、いろいろとマニアックな解説を行い、
B-29にとって飛燕、屠龍は天敵?だったのでそれを生産している川崎航空機の工場を破壊しなければなら
なかった、云々、
はたして、中学生たちに理解できたかどうかは、(笑)
戦時中に敵国の航空機を知るのに利用していたのがこの本、
当時はこのような本を売っていたのでこれで敵国の航空機の情報を得ていた、などと解説したが、
はたして理解してくれたかどうかはわからない、まあ、今とはあまりにも現実が違いすぎるので仕方ないだろ
う。