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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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平成9年10月に出版されたモデルアートの

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昨日、読者の方に教えていただいた次の書籍で、

イメージ 1

そう、この平成9年10月に出版されたモデルアート10月臨時増刊号は当時購入していたが、写真だけ見て

中身の文はじっくりとは読んでいなかった、平成9年といえば今から19年前、う~ん、もう20年近くも経ってし

まった、僕がそろそろ子供の頃のプラモデルに目覚めた頃である、その頃はまだ日本初のプラモデルは何か

ということにはほとんど関心はなかった、それからいろいろな書籍等を読んでいくうちに日本プラスチックの存

在というものに気が付いたという次第であった、

もう今となってはこれに書かれていることについてどうこう言うことはない、

マルサンが日本初としたいきさつというか理由について書かれているので、僕が言っていることと比較できる

のではないかと思うので参考になるだろう、

ここに書かれていることで一つ面白いなと思ったのは例の「プラモデルの商標権」のことである、

東京の百貨店が領収書の品名に「プラモデル」と書いたので、マルサンの特許事務所から商標権侵害として

内容証明を送付された、とある、まあ笑ってしまうような話である、

まあ、これが事実ならその特許事務所は商標権の意味も知らないお馬鹿だったのか、あるいは拡大解釈をし

て権利を行使しようとしたのか、どちらかにしろその特許事務所はお馬鹿だったのだろう、

この事例に限らず、僕が聞いた話では神戸地区の模型店でもそのような事例があったらしい、

マルサンの社員が模型店を巡回して、店内に「プラモデル」という表示がしてあるものを見つけると片っ端から

剥がしていったという、模型店側も商標権ということを聞いただけでビビったのだろう、

だから、火星人が日本模型新聞紙上でマルサンを批判したことはすでに紹介したとおりである、

まあ、そのお馬鹿ぶりは今も模型業界、並びに日本プラスチック工業協同組合にキッチリと受け継がれている

(笑)ことは、以前の記事でもシツコイくらいに書いているので「プラモデルという商標は」の項目をご参照あ

れ。

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