さて、この古い学校教材用の模型モーターはどこのメーカーのものだろう、
台座は木片となっている、
このKというロゴマークは一体どこのメーカーのロゴマークかと調べてみた、
昭和27年6月号の「科学と模型」で調べてみたら広告が載っていた、
教誠社科学教材(株)となっている、 う~ん、まったく知らない会社である、
ところで話は少しかわって、学校教材用の模型モーターといえば直ぐに思い浮かべるのが例の
マブチモーターの「スクールモーター」の件だろう、http://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/70725988.html
そうつまり、マブチモーターが昭和21年に発売した「スクールモーター」は朝日科学玩具が昭和1
2年に発売した「スクールモーター」のパクリだった、これは僕が自信を持って断言できる、
しかもマブチモーターの社史によると、なんと朝日科学玩具にその「スクールモーター」をパクられ
たとある、だからその影響で資金難に陥ったとある、それは昭和21年のことと社史にある、
実はその昭和21年という時期が重要で、そのことでその社史が嘘だということがわかる、
そこで、もう一度具体的に調べてみた、
実は、朝日科学玩具は戦後の昭和21年7月頃復興し活動を開始した、
その時に発売したのは「スクールモーター」ではなく、「3極電動機」というモーターであった、
これが朝日科学玩具が昭和21年の戦後初に発売した模型モーターである、
そう、「スクールモーター」とは違っている、
そして、次に発売したのが、
この昭和23年に発売した「コメットモーター」であり、「スクールモーター」を発売したのは、
そう、その「コメットモーター」の後である、
つまり、マブチモーターが昭和21年に朝日科学玩具の「スクールモーター」をパクって発売した2
年後のことである、要するに、マブチが「スクールモーター」の発売をやめた後のことである、
これはあくまでも僕の推測であるが、マブチモーターが「スクールモーター」を発売後に、朝日玩具
が「3極電動機」というモーターを発売しそれがよく売れたために、「スクールモーター」だったと勘
違いしたのだろう、そう、社史はあとで記憶を辿って書くものなので、
だから、その社史に書かれていることによりマブチモーターは昭和12年に朝日科学玩具が発売
した「スクールモーター」をパクッたということを自ら証明したことにもなってしまう、
何度も言うように、その昭和21年には朝日科学玩具は「スクールモーター」なるものは発売してい
ないのだから、マブチが発売をやめた後のことだから、
まあ、マブチもマルサンも当時は似た者どうし、とにかく僕はマルサンやマブチモーターのことにな
ると非常にうるさい。