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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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出遅れた静岡勢にとってマルサンは、

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あくまでも僕の妄想であるが、静岡勢の模型メーカーにとってはマルサンの歴史などあまり興味はな

い、マルサンが日本初のプラモデルメーカーであろうがなかろうが興味はない、

ただ、模型組合がそのように決めているのでそれに合わせているだけ、

そう例え、マルサンの嘘の歴史が覆されたところで何の影響もない、

影響があるのは東京勢だけ、特に今のマルサン、童友社、

それに東京勢の業界と繋がっている模型ライターの方々、(モデルアート社と通じているライター等々)

つまり、あの件で僕らはモデルアート社の罠にはまった、

アッ、それと、○東○工さん、ここも大きなイメージダウンは避けられないだろう、

なので、東京勢は何が何でもマルサンを守り抜かねばならない、


静岡勢がほとんどマルサンに興味がないことについて、その根拠の一つの事例として昨日の記事で

書いた、

そう、静岡勢にとっては、プラモデルへの参入が大幅に遅れたことに原因があるのだろう、

マルサンがノーチラス号を発売した頃、静岡勢のメーカーはプラスチック製の模型なんて、とハナも

ひっかけなかった、静岡勢にとって、まだまだその頃は木製模型全盛の時代であった、

イメージ 2

そう、最近作ったこのフジミ模型の白バイ、マルサンがノーチラス号を発売した頃は、まだまだこのよう

な木製模型をガンガン作っていた、中にはプラスチック製の模型など一時的なもので直ぐに消滅してし

まうなどと言い切るメーカーもあった、

この白バイの広告が載っていた、

イメージ 1
             (昭和33年12月15日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)

小売120円程度といい加減な価格、

イメージ 3

実際は100円で小売されていた、

まあ、このように静岡勢が本気でプラモデルに参入し始めるのはマルサンより1年から2年ほど経って

からで東京勢からみると相当遅れていたのであった、


だから、静岡勢にとってはマルサンのことなどあまり興味はないというところだろう、

どこが一番であったかなど関係ない、影響があるのは東京勢のみ、

ひょっとしたら、静岡勢はむしろ東京勢のことを快く思っていないのでは、

実は、もう一つの面白い事例があった、

すでに紹介しているが、5月の静岡ホビーショーでの出来事で、

タミヤの元役員の方が僕のところにやって来られた、

「明石さんの話をちょっと聞きたいのですが」と、 そう、僕もちょっとだけタミヤの中でも注目を浴びる

人間になってきた(笑)、いい意味での注目なのか、要注意人物としてのものか、よくわからないが、

まあ、M様も気になって仕方ないことでしょう、 そうそう、近いうちに静岡支部を設置しようかと(笑)、

「エッ、何でしょうか?」  そこで別室に通されて、

「日本プラスチックのノーチラス号のことを詳しく聞かせて下さい」と、(何ッ、この変わりようは、今まで

は目の敵にされていたが)、面食らってしまった、

特にマルサンのノーチラス号と日本プラスチックのノーチラス号の発売順序を確認された、

例の「日本プラモデル60年史」のK様の本の内容が気になっておられたようで、

もちろん、僕はあの本はまったくのデタラメ本ですよ、と言ったが、そのあたりも僕が言うまでもなく

よくご存知のようなそぶりであった、

「明石さんから今聞いた話はK氏には黙っておき知らないふりをしておきます」 と、

本当にこれだけはK様には感謝しかない(笑)、無謀にもあのようなデタラメ本を出版していただき、

皮肉にもそのことが逆に日本プラスチックが脚光を浴び、マルサンの嘘が世間に広まってしまった、

そしてついでに、僕までが脚光を浴びてしまった(笑)、

そうそう、そのうちに「嘘だらけのプラモデルの歴史、その真相は!!」というお題目で講演会を静岡で

やろうかと(嘘)。

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