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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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ダットサン初版キットの謎

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実は、和工樹脂ダットサンの初版キットには謎が残る、

イメージ 1

もう一度初版キットの画像をご覧いただこう、

キットの中身は1色の成型色の部品と、小瓶の接着剤、そして小冊子の写真付きの組み立て説明図、

この初版の箱の中はこれで間違いないだろう、

なぜなら、この初版のものだけでなく、他の初版の中身もこれが入っていることは確認されている、

また、20数年前の中古市場などでは和工樹脂のダットサンのキットといえばこの初版のものがほとん

どであったという、

すでにお気づきの方もいらっしゃったはず、

というのは、

イメージ 2

実は、この写真付きの組み立て説明図では、メッキ仕上げ、黒タイヤになっている、

そう、キットの現物はクリーム色1色の成型色なのに、 メッキ加工などは2版以降のはず、


イメージ 3

また、ラリーで優勝したことが記載されているので9月以降にこの説明図が作られたことは間違いな

い、

その理由としてはいろいろと考えられるが、

初版と2版までの間が1、2ヶ月しかなかった、

つまり、初版のキットを大量に製造したあとすぐにメッキ加工版のキットを製造し、そのキットの組み立

て説明図を作りそれを初版の箱にセットして発売した、

そしてその後、つまり1,2ヶ月後にメッキ加工版の2版を発売した、

もちろん、初版のキットは大量に在庫として残った、

だから、後にその初版のものを市場に放出した、20数年前にその初版のものがほとんどだったという

ことはその影響ではなかったのかと、

以上のことは、僕の妄想、

また近いうちにストウさんのお宅へ訪問させていただくことになっているのでお聞きしてみたいと思って

いる。

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