今更言うまでもなく、これは渥美産業が発売した日本初のロボット模型キットである、
渥美産業 リモコンロボット模型の複製
もちろん、このブログで採り上げるまでは模型の歴史の中で登場することもなく誰一人としてその存在を知る
方もいなかった、
なぜなら、その現物が確認されていなかったからである、もちろん、僕としては日本教材新聞などでその存在
は書いてきたが、なんと言ってもその現物がなかったので誰も信じる方はいなかっただろう、
そう、資料だけでは実際に発売されたのかどうか怪しいと、
ところが、その本家である渥美産業からこのロボットキットは発掘された、
僕が直接発掘したわけではなく、某模型業界関係者のお方から僕の手に渡ってきた、
これは永久保存することを条件に、僕が死んだら誰々に引き継ぐようにということが条件でもあった(笑)、
アッ、その誰々が僕より先に死んだらどうしたらいいのだろうか、それはありえる(笑)、
いずれにせよ、この現物により100%以上の証明ができたわけである、
今のところ、完全な模型キットとして確認されているのはこの一つだけである、
ということは、当時はあまり市場には出回っていなかったのだろうか、
いや、そんなことはないと思われる、
すでに紹介しているように、当時の業界紙の日本教材新聞、日本模型新聞紙上にも広告は出されている、
そして、当時の渥美産業の台帳にも記載されている、
卸値150円、小売値250円、となっている、
特別高いわけでもなく誰でも買えただろう、
これは、ロボット貯金箱、卸値60円、小売根100円、となっている、
渥美産業 お金を食べるロボット貯金箱 「カネロボ」
この資料からも全国に出荷されていたことが推測できる、
実際に、2年ほど前に四国の某ショップからはジャンク品が出品されていたので全国に出荷されていたことが
推測できる、
ところが、
資料と現物で100%以上証明できても絶対に認めたくない方々がいらっしゃることには辟易してしまう、
例えば、日本プラスチックの「ゼロ戦」はまだその現物は確認されていない、
それはいいとして、
日本プラスチックのノーチラス号は全国にてその現物は確認されている、
僕が知っているだけでも、東京、石川、大阪、神戸、岡山、で確認されている、
ブログで紹介したノーチラス号は石川県で発掘されたもの、
まあ、他にも多く現存していることだろう、
日本模型新聞でも火星人さんがマルサンより先に日本プラスチックのノーチラス号がと、記事にて証明してい
る、
資料と現物で100%以上証明されているから間違いなく事実なのである、
それでも認めたくないらしい、もう僕からしたら哀れな方々、としかいいようがない。