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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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②広告のみで判断したのが、

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まづ、当時の時代背景を考えなければならない、

つまり、今の時代の感覚でもって昔のことを判断するのは危険なことである、

その時代、「本邦初」、「日本初」、「世界初」、というようなハッタリ、誇大広告は当たり前の時代だ

ったのである、そのような時代背景等もよく理解しておかないと、間違った判断をしてしまうのであ

る、当時の模型業界でもそのような「本邦初」、「世界初」、「日本初」などといううたい文句、広告で

発売していた模型は数多くあった、なぜなら、それらの広告が嘘であっても特にクレームを入れる

とか、社会問題になるとか、そのような事態になることもなく、許されているようなおおらかな時代

であった、だから、当時の広告には嘘が多かった、それは模型でも同じこと、

当時の子供達はそれでどれほど泣かされたことだろう、

しかし、残念ながら、世のプラモデル研究家?マルサンひいきの方々は木だけを見て山を見てこ

なかった、そのマルサンの広告だけを根拠として、プラモデルの一番手は「マルサンのノーチラス

号」である、という間違った定説を作りあげてしまったのである、

それと同じことが言える広告があるだろう、例の(株)日本プラスチックスの予告発売広告である、

そう、昭和31年10月に日本模型新聞に日本プラスチックスが予告広告を載せた、

「日本初の総プラスチック製のゼロ戦とP51ムスタングを10月下旬から発売します」云々、という

発売予告の広告である、

それで、世の研究家達?はこれは予告広告で、実際に発売したという広告は見かけない、

だから、日本プラスチックスは実際には発売していないと、決めつけてしまった、(当時子供の頃

その日本プラスチックスのゼロ戦を購入したという証言が数例あるにもかかわらず)

つまり、全て広告のあるなしでもって結論づけてしまったのである、

そして、その1年後に日本プラスチックスはノーチラス号を発売していた事実がわかっていながら

そのようなことは一切無視し、あくまでもマルサンが一番手であると伝えてきたのである、

まさに意図的に作られた「マルサン伝説」というものを作り上げてしまったのである、

そう、何が何でも「マルサンが日本初」ということにしたかったのだろう、

あろうことか、模型業界もその作られたマルサン伝説を基準として、プラモデル50周年等と称して

事を推し進めてきたのであった、

要するに、業界としても今さら「マルサン伝説」を覆されては非常に都合が悪いのであろう、

まさに、「不都合な真実」 であった、、  <続く>

                                                    






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