残骸の中から使える物は使おう、マブチモーターはまだまだ使える、分解しなくてもシャフトの軸受に潤滑剤を
吹き付け、穴から接点復活剤を空きつけてブラシを綺麗にしたら生き返る、
日東のデルタ、今井の2号、など、
ベビーサンダーボーイの台座、
トミーのデストロイヤータンク、
さてさて、その中からまだ綺麗なバンダイの戦車プラモのエアーリモコンのパンサーG型、
これは、蛇腹のポンプで長いパイプに空気を圧縮させたりして送り込み、その空気の力でギアを切り替える、
さて、半世紀以上も経ってしまった今でも可動するだろうか、これは難しい、
なんと言っても長いリモコンコードというか空気を送り込むパイプは癖がついて空気が流れるかどうかわから
ない、
このエアーリモコンは車にもあったようで、
そうそう、僕もずっと以前に他のメーカーのもので作ったものがある、
エアーアクション シボレーコルベット スティングレイ
箱を開けてみよう、組み立て済みのものでちゃんと動かせたのだろうか、
モーターは一つ、ポンプの空気の力でクランクを動かしてギアを左右に移動させる、
ウワっ、全ての転輪はライナーからもぎ取ったまま、しかもスムーズに回らない、
実を言うと、これは静岡教材の「パンテル」と同じもの、これは僕もまったく知らなかった、
そもそもバンダイにエアーリモコン式の戦車プラモがあったことも知らなかった、
静岡教材のものを開けてみると、
静岡教材のパンテルと同じ、そう、動力部分だけを改造したものである、
バンダイは静岡教材の金型までも使っていたことも今までまったく知らなかった、
さてさて、動くように修復に取り掛かってみよう、 <続く>