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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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文春、「日本プラモデル60年史」で

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そうそう、先のニチモのベル47ヘリコプターの発売時期で間違いがあった、

イメージ 1

昭和34年10月発売されたように書かれているが、それも間違い、

イメージ 2
          (昭和34年12月5日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)

この記事でもわかるように正確には12月10日発売、

イメージ 3
                        (昭和34年12月15日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)

この広告からもわかるように12月10日に発売されたことは間違いない、

イメージ 4

日本文化教材は先にも言ったように、昭和34年2月にプラモデル市場に参入しています、

渥美産業はこの頃はまだ参入していません、翌年の昭和36年からから参入しました、

はい、次のデタラメ記事へ、

イメージ 5


この赤線の箇所もデタラメ、実は、このデタラメ記事は非常に重要なことで大きな誤りがある、

モーターライズの動くプラモデルは欧米にはなかったことで、日本独自のものであった、と書かれている、

この部分は日本のプラモデルの歴史を語る上でも非常に重要な箇所、

当時の日本のメーカーは、欧米のモーターライズのプラモデルをパクったものから始まったと言っても過言で

はありません、戦車などは欧米のモーターライズのコピーから始まりました、動くプラモデルが日本独自のも

のなどとんでもないデタラメ、モーターライズのプラモは欧米のものをコピーしたのが始まりと言っても過言で

はありません、

その一事例がニチモの「パットン戦車」であり、日本ホビーの「M41快速戦車」です、

M41快速戦車はITC社の、 ニチモ M46パットン戦車


画像3枚目のニチモの広告をよく見てみると、そう、M46パットン戦車はニチモのものではなく、アメリカレムコ

社の「ブルドッグタンク」のものが使用されている、

特に、ITC社はモーターライズのプラモデルが得意であった、

ITC 原子力空母エンタープライズ


それ以外にも多くあったことは僕のブログでも紹介しています。

マブチモーターに関する記述は「模型モーターの歴史」の項目を参考にして下さい。

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