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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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昭和34年6月の広告で

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何が何でも「マルサン説」を唱える低レベルのそのスジの方々の批判、反論にいちいち反応する必要はない

が、あまりにも低レベルなことで少しシャクに触るので説明しておこう、

日本プラスチックがニチモの伊号潜水艦の後にノーチラス号を発売した根拠として次の広告のことを指摘され

ておられる、

イメージ 1
           (昭和34年6月25日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)

これには、日本プラスチックの「ノーチラス号」の広告が載っている、

もちろん、この広告も僕がこのブログで紹介したものでこれを見たそのスジの方々が、「ほ~ら、言わんこっち

ゃない、これは6月25日の広告ではないか、だからニチモの伊号潜水艦を発売した後ではないか、これが決

定的な証拠だ」と、そう、マルサンのノーチラス号の前ではなくニチモの伊号潜水艦の後だと、

まあ、なんともアホな、いや失礼、東京の言葉で言うと、なんと、「お馬鹿さん」な、

たしかに、この広告は昭和34年の6月25日の三ツ星商店の広告である、

単純なお馬鹿さんの頭では、そのままそっくりこの広告をそう見るのだろう、この広告に出ているからこの頃発

売したものだと、

しかし、よ~く考えてみたらいい、そもそも、広告はどのような意味で出すのか、ということを、

そう、売りたい商品を宣伝するために広告を出すということ、三ツ星商店はメーカーではない、新製品を宣伝

するために広告に出すわけではない、その商品を売りたいがためにその商品の広告を出す、

その商品を売りたい理由というのはいろいろとあるだろう、新製品であるので売ってみたい、在庫があるので

それを売りさばいて一掃したい、等々、

要するに、そのスジの方々が言うようなメーカーの新製品の宣伝の広告ではない、

だから、この三ツ星商店の広告に出ているのでこの頃に発売したものだというような低レベルな話ではないと

いうことである、

なぜ、2年前に発売された日本プラスチックのノーチラス号を三ツ星商店が広告に出したのか、

そのことを、その理由を妄想、推理しなければならないのである、

三ツ星商店はマルサンと取引を開始した後はマルサンのノーチラス号を広告に載せている、

もちろん、その頃はマルサンのノーチラス号の広告を載せている、

イメージ 3
                               (昭和34年2月5日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)
イメージ 4

このとおり、マルサンのノーチラス号等を載せている、

しかし、突然に上記のようにマルサンのノーチラス号ではなく、日本プラスチックのノーチラス号を載せたので

ある、その後もマルサンのノーチラス号は載せずに日本プラスチックのノーチラス号を載せている、


イメージ 2
                (昭和34年8月5日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)

その広告は8月まで続いた、なぜ、マルサンのノーチラス号ではなく、日本プラスチックのノーチラス号だった

のか、その事情というのは今となってはわからない、

なぜ、日本プラスチックのノーチラス号を売らなければ、そして売りたいと広告を出したのか、

今となっては、それこそ妄想、推理するしかない、

ただ、この広告により日本プラスチックが三ツ星商店と取引がありすでに市場に流通していたことはわかる、

それは、その現物が何個も現存していることで今更言う必要はない、

妄想、推理するとしたら、三ツ星商店には日本プラスチックのノーチラス号の在庫が多く残っており、それをな

んとか売りさばいて一掃したい、

また、マルサン商店と何らかのトラブルがあり、そのアテツケとして日本プラスチックのノーチラス号の広告を

出した、等々、いろいろと妄想が出来る、

まあ、三ツ星商店も10数年前に消滅してしまったので今となっては謎として残り解明は難しい、

ハッキリ言うと、お馬鹿なそのスジの方々が言うような単純な話ではないというこてである、

そうそう、それから、そのスジのお方々がマルサン説をとる根拠として次の広告があった、

そう、一番最初のマルサンのノーチラス号の発売広告と日本模型新聞の記事である、

これも、お馬鹿な単純な頭のそのスジの方々が根拠とするものであった、

                                              <続く>

アッ、それから言い忘れた、

今までそのスジの方々は日本プラスチックの「ノーチラス号」のことはまったく採り上げていなかった、

NBKのノーチラス号についても触れてこなかった、

日本プラスチックの存在さえ否定してきた、現物が存在し確認されていたにも関わらずそれらのことには一切

触れてはこなかった、なぜなのか、それについて説明してもらいたいものである。
                                                          
                                          

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