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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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昭和32年 日本模型新聞

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昭和30年代の新聞を読んでいると必ず目にとまる記事がある、

イメージ 1
         (昭和32年7月25日 日本模型新聞 ㈱ジートッププレス監修済み)

そう、このような火災記事である、当時の新聞にはやたらとこの火災記事が多く載っている、

当時のメーカーで半分以上は火災にあっている、

この記事は現メーカーの記事で誤解を招くといけないのであえて隠した、

ほとんどの方が仰る、当時は模型メーカーの火災が多かったですよね、なんとなく怪しいですよね、

アレですよ、絶対にアレしかないですよね、と、

そう、アレしかない、正確に言うとその可能性が非常に高い、

以前の記事にも書いているように、実際にその証言を聞いたこともある、

ただ、その証言を裏付ける証拠を示すことが今となっては不可能なので某社としておこう、

某社はお茶畑を持っていた、ある日倉庫に保管していたお茶を密かに持ち出して倉庫に火をつけた、

それで、資金繰りにめどがついた、

地元ではもっぱらの噂だった、と、そう、木製模型時代の始まりの頃の話である、

信憑性は高い、なぜなら、当時今井科学、その某社、等々いろいろなメーカーと取引があり、そのメーカーの

社長とも個人的にも付き合いがあり内情等にも詳しいお方からの証言であるからである、

そう、わざわざ東京まで取材に行き、ある部品を製造していた会社の社長さんから聞いた話である、

今となっては笑い話のネタとしては面白い、

今では決して許されない犯罪行為であるが、まあ当時は疑惑程度で終わるおおらかな時代だったのだろう、

ただ、その頃の模型新聞を持ってないので今度東京へ行った時には国会図書館でその火災記事を見つけて

火災があった事実は確認してみたいと思っているが。



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