さて、次の写真は、
実は、この写真は渥美産業の木製のロボットの貯金箱である、
おそらく、日本初のロボット型貯金箱の模型だろう、
その現物が次のもの、
絵は下手くそだが宇宙的なところがいい、おそらく、昭和31年9月に公開された「禁断の惑星」のロボットの
「ロビー」を真似たのだろう、もちろん、僕は小学2年生の時にその禁断の惑星は観ている、
凄いことが書いてある、他人に絶対開かぬ二重鍵、耳を廻すと目を動かし口を開ける、とある、
そして、「お金を食べる」というキャッチフレーズ、ん、ん、ん、ひょっとしたら、これはあのマルサンもこれをパク
ったのかも、そう、あの「カネゴン」、 となると、このロボットは「カネロボ」、「ロボカネ」、とも言うべきだろうか、
箱は禿げてボロ、開けてみると、
組み立て説明書は虫食い状態、
広げるたびにボロボロと崩れ落ちるので白い台紙に貼る、
「モーターで歩くロボットもあるから、この貯金箱でお金を貯めて作ってみませう」などと書いてあるので、
あの日本初のロボット模型のすぐ後に発売されtのだろう、
ただ、その年月の特定がまだできていない、
この科学教材社のカタログには載っている、
そう、この110円のロボット貯金箱、ただ、このカタログには発行年月日が載ってない、だから、具体的な年月
が特定できない、
しかし、このカタログには日本初のSF宇宙探検車が載っている、それは昭和32年12月頃に発売された、
同じ渥美産業の日本初のロボット模型は昭和31年4月にはすでに発売されている、
つまり、昭和31年4月から32年12月までの間に発売されたということである、
同じ渥美産業の例のロボットも230円の価格で載っている、
さて、実はこの写真は、
実は、この説明図に載せるために撮った写真だった、サイズもピッタリ、
キットのまま、そのまま僕が放置するわけない、もちろん直ぐに組み立てる、
まあ、このようなロボット模型は僕としては模型の歴史上貴重なものになるが、興味のない方々にとってはゴミ
みたいなもの 、何の価値もないことだろう、 <続く>