先ほど大阪から帰宅した、
昨日も大阪の街中を巡回していたら店舗が古い模型店を見かけたので中に立ち寄ってみた、
ドアを開けて店舗内に入ると店主が奥から出てきて、「いらっしゃい」と、
店内には現行の製品が一つもない、全部古いものばかり、 現行物はまったく仕入れていないと、
全て今までの古い在庫品を販売していると、50数年前に開業したとのこと、
古いプラモデルが壁に貼り付いたように天井まで展示してある、コグレ、ニチモ、アオシマ、タミヤ等の古いもの
ばかりざっと50個くらい壁にピタッと貼りついたように展示してある、その中にニチモの「パイオニア」があったの
であのニチモのパイオニアはいくらですか?と聞いたら、50万円とのこと、エッ、そんなに高いと買う人はいない
でしょう、と言うと、「欲しいマニアの人は値段なんて関係ない、欲しければナンボでも買う」と仰る、
在庫はここに展示してあるだけですか?と聞くと、「いやここの10倍くらいは在庫がある」と、
またそろそろ東京のほうから業者が買い付けにやってくる、と仰る、
いろいろと話し込んでいたら、鉄人28号の初版物があると仰る、それは凄いと思ったが、
取り出してこられたのは鉄人28号の正太郎のリモコン式のボロイ箱のものだった、
どうやら鉄人の初版物と思い込んでいらっしゃるらしい、いちいち僕が説明するのも面倒くさいので「ほう~、これ
が今井の鉄人28号の初版物ですか~」とトボケテみせる(笑)
それで、その鉄人28号はいくらで売るつもりですか?と聞くと、少し欠品があるので50万円とのこと、
緑商会のロボット物はありますか?と聞いたら、「う~ん、どうだったかなあ~」と、
今井科学の「サンダーボーイ」などは10年前だったらうちに何個かあったが全部東京の業者に流れたと、
サンダーバード、マイティジャックものなんか何個もあったがそれも東京へ流れたと、
まあ、話半分として聞いていたが、アッという間に1時間30分ほど経ってしまった、まあとにかく話好きの店主で
どこまでが本当なのかよくわからない、(笑) ただ、関西圏の模型店のことについてはかなり詳しい、兵庫県内
の模型店についてもかなり詳しい、
まあ、手ぶらで帰るのも悪いので。一番安い物を買った、
古いタミヤの塗料の「パクトラタミヤ」と、グンゼ産業の塗料「ホッペ」というやつ、
もちろん固まって使えるはずがない、もちろん、この塗料もプレミア価格が付いている、
タミヤのパクトラタミヤが2,400円、グンゼのホッペが1,600円、合計4,000円、
まあ、このような物を買うのは僕だけだろう、いいカモにされてしまった(笑)。