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Channel: 明石小五郎の昭和のプラモデル「模型探偵団」
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あらためて簡単に要約すると、

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今までの追跡調査で判明したことをあらためて簡単にまとめてみよう、

〇 濱田貞雄さんは戦後すぐに布施市(現東大阪市)の小坂駅南側徒歩5分ほどの場所で「東京

   堂模型店」を開業した、ただその模型店を実質やっていたのは貞雄さんの父と兄であった、

〇 濱田兄弟(貞雄、亨)とその仲間達5、6人は昭和28年頃から、布施駅近くの(資)大阪化学研

  究所に機械類を持ち込んでプラスチックモデルの開発に取り組み始めた、

  その技術指導には大阪化学研究所代表者の内田義勇さん(1890年生)で、濱田さんらは 

  内田さんを「先生」と呼んで技術指導を受けていた、内田義勇さんは今の阪大(応用化学専攻)

  卒で帝国人絹(帝人)と提携しビスコのキャップ(溶剤容器のノズル)を製造していた、

〇 その技術指導を行っていた内田義勇さんが昭和30年の夏に亡くなられた、
   
   おそらく、この頃までには濱田さんらはプラスチック関連の技術等に関してはほぼ習得して
   
   いたものと思われる、

〇 その内田さんの息子の彰さんは当時九州で教員をしていたが、会社を引き継ぐために現地か

  ら技術者一人を引き連れて大阪化学研究所を引き継いだ、彰さんは化学関係についてはまっ

  たくの素人であり、濱田さんらに指導等はしていなかった、

〇 濱田さんらは、昭和31年2月  資本金 50万円にて(株)日本プラスチックス を設立

  日本プラスチックスの住所、電話番号は大阪化学研究所と同じ、つまり間借りのまま、

〇 昭和31年10月頃、日本初のプラスチックモデルの「ゼロ戦」を発売 

  もちろん、市場にも問屋を通じて流通していた、

  しかし、そのゼロ戦はあまり売れなかったと思われる、

〇 その翌年、昭和32年、今度はゴム動力のプラスチックモデル「ノーチラス号」を発売、

  東京地区にも販路を拡大するために東京支店を開設 、そのために貞雄さんの兄の亨さんが

  東京へ、(東京支店の電話は亨さんの名義)

  問屋の三ツ星商店と取引開始、

  しかし、その「ノーチラス号」もあまり売れなかったと思われる、

〇 濱田さんらは内田さんが亡くなった2、3年後に大阪化学研究所から引き揚げた、

  兄の亨さんは昭和33年頃、東京で「ハマライト化学研究所」を立ち上げ、

  そのハマライトではプラスチックの原材料、顔料の販売、金型設計製作等を行った、

  そして、

  「ノーチラス号」の金型等はNBK(日本文化教材)に売却、その後、NBKは自社ブランドとして

  昭和34年2月頃、「ノーチラス号」を発売、

〇 濱田さん兄弟らが大阪化学研究所から引き揚げた後は、

  本店の住所は大阪化学研究所の住所を使用、電話番号は布施駅近くの「みやこ商店会」の

  「三木商店」を使用、(その三木商店は現在は数年前に閉店)

  工場は、同じ市内の「大東化成工業」   (これらは昭和34年頃まで)

  そして、

  昭和34年中期、「フライングヘリコプター」というプラスチック製の玩具を発売、

  おそらく、これもあまり売れなかっただろう、

  貞雄さんはその後東京へ、  おそらくその時にゼロ戦と戦艦大和の金型を大阪の電気科学館
  
  に寄贈したものと思われる、 (戦艦大和の金型についてはどこのメーカーかは不明)

  そして、兄の亨さんと共にいろいろな模型メーカー、玩具メーカー等に関わった、

  NBK, タミヤ模型、 三和模型、三共模型等、

  昭和35年に貞雄さんはOS色素(現OS工業(株))を創業した、

  布施市の「東京堂模型店」は父母に任せる、

  これ以降については、次回に、

※ 濱田さんらに技術指導していた大阪化学研究所の内田義勇さん(1890年~1945年)は、

  今の阪大(応用化学専攻)で、プラスチックモデルの生みの親といえるだろう。

※ P51ムスタングについては未だに現物等の証言も確認されていないので実際に発売された

  かどうかは不明。

※ 貞雄さん、亨さんはすでに亡くなられている、
  
  今後はお姉さま(90歳)に取材してお聞きすればもっと詳しく判明するだろう、

  濱田さんは生前、当時の日本で初めてプラスチックモデルを開発していたことなどを語られる

  ことはほとんどなかったという、

  「日本で初めてプラスチックモデルを開発して販売したのは俺や!!」と名乗り出ておられれば

  この60年もの間謎とされていたプラスチックモデルの歴史も一気に解決していたことだろう、

  そうすれば、マルサンの捏造された物語も世の中に浸透することもなかった、

  なぜ、濱田さんは語られることがなかったのだろうか、

  もし、濱田さん兄弟がいなかったらプラスチックモデルの歴史は大きく変わっていたことは間 
 
  違いないだろう。




木製模型用工具セット

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木製キット時代のカタログを見てみよう、

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これは、模型のデパートであった科学教材社のカタログ、

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そして、木製キットを作る上での必需品?が

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そうこれ、この工作工具セット、

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もちろん、僕もちゃんと取り寄せている、

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鉋などは手の平に乗る小さなものなのでとても可愛らしい、

ただ、いまだに一度も実際に使ったことはない。

最近驚いたのがコレ、

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最近驚いてしまったのがコレ、

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そう、今井科学のジグラートhttp://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/69632848.html

おそらく皆注目していただろう、ウオッチリストで、

エッ!! なんと、その落札価格が〇〇万円、嘘だろうと思ってその後の経緯をみていたら、

ちゃんと取引も行われ、評価も終わっているようで、

驚いているのは僕だけではないだろう。

今年の夏は、

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まだ夏までは2か月ほどあるが、今度の夏に明石海峡の海で遊んでみたいのが、次のプラモデ

ルである、

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まづ、ニチモのパイオニア、これは海上から上陸させたいと思っている、

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この水陸両用車バロンも上陸させたいと思ったが、これは無理だろう、

海から上陸させるにはキャタピラでないと無理だろう、そう石ころや砂があるとタイヤでは無理、

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それから、最近作った飛行艇カタリナ、これは水上滑走させたい、

それとトミーの水中翼船、これも走らせてみたい、海面から浮いて走るだろうか。

地中戦車は戦時中には、

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プラモデルでも圧倒的にフアンの多い地中戦車、これらは戦車というものが登場した頃からいろ

いろと考案されてきた、

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昭和8年11月号の少年倶楽部の付録の帝国陸軍大写真帳でもその地中戦車が描かれている、


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鈴木御水画伯が描いた「陸の潜水艦地中タンク」、これが地中戦車のSF画では最古と言われて

いる、

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そして、その地中戦車を題材にした有名なSF冒険小説が海野十三の「未来の地下戦車長」であっ

た、これは昭和16年の「国防科学雑誌機械化」から連載された、

実はちょうどこの頃、実際にその夢の超兵器地中戦車を考案設計した少年が愛知県にいた 、

                                                 <続く>

戦時中に地中戦車を考案した少年がいた、

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その夢の超兵器地中戦車を考案設計した少年のことは「国防科学雑誌機械化」でも採り上げられ

ている、

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その少年のことの前に、地中戦車といえば海野十三の作品で「未来の地下戦車長」が有名なSF

冒険科学小説だろう、それは昭和16年からこの機械化で毎号連載された、

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この小説も主人公は少年であるが、ちょうどその頃実際に地中戦車を考案し設計した少年がいた

という、

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そのことが、昭和17年10月号の機械化に載っている、

その少年は愛知県の国民学校初等科5年生の多田逸郎君だという、今で言うと小学5年生であ

る、しかも、そのことにより愛知県科学研究会から研究助成金30円をもらったという、

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ただこの機械化の記事だけではどのような地中戦車だったかはわからない、

その多田少年が考案した「地中戦車」とは一体どのようなものだったのだろうか、

残念ながら、多田少年が考案した「地中戦車」の設計図は今となっては確認できないし、

現存している可能性はまづないだろう、

それならばと、他に多田少年が考案した地中戦車に関する資料がないかと調べてみたらあった、

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そのことは、この昭和19年8月号の「国民教育」、この中にもその記事が載っていた、

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そう、この表紙の「地中戦車の発明」、

この中にその発案の多田少年の動機等が書かれている、

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設計図は載っていないが、大体の概要がここに書いてある、

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このようなことから、当時はいかに科学、模型工作の教育に力を入れていたかが読み取れるだろ

う、さてさてその後、多田少年はどのような道を歩まれたのだろうか、

もし、お元気ならば85、6歳のお方のはずである。

マルサン ピストル玩具

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これは、マルサン商店の「ブラックホーク 77」という総プラスチック製のピストル玩具である、

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総プラスチック製なのでとても軽い、ところが、このピストルの弾丸発射の仕掛けがちょっと変わっ

ている、

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弾倉に弾を込めるところはこのとおり特に変わったところはない、

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ところが、この撃鉄は、引き金を引くとバチン、バチン、と音を発するだけで弾を撃ちださない、

エッ、弾はどうやって撃ちだすの?

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その仕掛けは、この弾倉の中にある、弾を込めるこの穴にスプリングが仕込んである、

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弾を弾倉のシリンダーの中に1発づつ込めて弾倉を右に回転させる、

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弾倉の穴は7個あるので弾倉を右に回転させながら弾を5発まで込めていく、

そして、引き金を引くと撃鉄がバチン、バチンと打ち弾倉が右に回転し、弾倉のスプリングにより

弾が銃口より飛び出していく、という仕掛けになっている、

まあ、3メートルちょっとしか飛ばない、

ひょっとしたら、このピストル、ハマライトが製造していたのかも、

そう、この頃、ハマライトはプラスチック製のピストル玩具を製造していたらしい。

今井科学 V3号ロボット

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まだ動かしていないロボットプラモで今井科学のV3号ロボットがあった、

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V3号ロボットは2体あるので2体まとめて修復している、

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まづ、この腕の中のミサイル発射装置、これが意外と難しい、

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アルミ管の中にミサイルを押し込んで、シャフトの頭を金属板に引っ掛ける、

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ミサイルを発射させるには、腕から出ているこのボッチを押すと金属板の留め金が外れて

バチンとミサイル発射、となるが、

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実は、留め金に掛かっているこのシャフトのヘッドがボッチのUの字の輪っぱに引っ掛かって

しまう、

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そう、ボッチを押して留め金を外した際には、シャフトがこのUの字の輪っぱの中を通過しないと

いけない、ところがこのように引っ掛かってしまう、ボッチのUの字をもう少し削り広げればいいも

のの、削りすぎると折れてしまう、まあギリギリのところまで削って少し広げて、ミサイル発射の際

はボッチの押し加減で発射できるようになった、

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腕からのミサイル発射はこれで完了、

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スイッチは鉄人28号と同じ背中にあるダイヤル式、ただ同じダイヤル式であっても鉄人とは構造

が違う、 逆転スイッチになっている、そう、後進も出来る、ただ年月が経つとプラ製のスイッチ版

の反りが発生したりして接触不良が発生しその修正が非常に難しくなる、

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ところが、このロボットはこのままでスイッチが作動し接触不良なし、下手にまたスイッチを分解し

て接触不良等が発生したらいけないので、このままソッとしておく、

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一体目は無事に完了、次は二体目、

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腕の中のアルミ管が欠落している、

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でも大丈夫、アルミ管はいろいろなサイズを揃えている、

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同じ径のアルミ管を接着して、ミサイルが発射できるようにまた調整しなければと試に発射させて

みたら、なんと今度は何の調整もなくミサイルが発射できた、

そう、シャフトのヘッドが引っ掛かることなくかなり強力にバチンと発射できた、

まあ、そのちょっとした取り付け位置のズレや個々の製品のズレ等が関係しているのだろう、

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これで腕は完了、  次は配線、スイッチ回りである、 

これが完了したら2体一緒に歩かせてみよう、   <続く>

今井科学 V3号ロボット

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50年も経つとスイッチ板に反りが発生したり金属板が変形したりして接触が悪くなる、

この修正が難しい、

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接触をよくするためにスプリングを仕込んで、

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そう、ビスにスプリングを通して留める、

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配線コードが長いとギアが噛んでギアボックスの中に食い込んで絡まってしまう、

それと足を動かすロッドの邪魔になったりするので注意しなければならない、

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これで2体とも完成、歩かせてみよう。


一番再生回数が多いのは、

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僕のユーチューブで一番再生回数の多いのをチェックしてみた、

第一位が、ジャイアントロボ   再生回数 192,000回

トイザラスで1個だけ売れ残っていたのを買ったもので、赤外線リモコンで動かして遊べるので結

構気に入っている、アップしてからもう9年ちかく経つ、

どうしてこんなに再生回数が多いのかよくわからない、


次が、

今井科学 サンダーバード秘密基地  再生回数  129,000回

やっぱり、サンダーバード関連のものは人気が高い、



今井科学 マイティジャック秘密基地   再生回数 112,000回




今井科学 ジェットモグラタンク   再生回数 81,000回




大滝製作所 61式戦車    再生回数  38,200回


今井科学 連結戦車クローラー     再生回数  32,000回


今井科学 サンダーバード2号ラジコン  再生回数 27,900回

実は、これはボタン打ちのシングルのラジコンなので操縦が難しい、

しかも、片手にはカメラを持って撮影するので大変、


グレートマジンガー秘密基地    再生回数  25,000回



ロボットV3号対戦車    再生回数  20,900回

まあ、これが笑ってしまうようなもの、 が、結構皆観ているようで、




緑商会 宇宙戦車アトラス   再生回数    19,000回




三和模型 スーパーコントロールスタンド  再生回数 21,400回

正面の青いのはパソコンの画面、




田宮模型  神棚    再生回数  15,000回

こんなものでも皆興味があるものなのか、





マルサン スペースタンク   再生回数 10,300回


フジミ  再販マグマライザー   再生回数   6,000回



今井科学 ジグラート  再生回数   5,000回




今井科学 ロボットサンダーボーイ  再生回数 3,900回





マルサン ソバ食いブースカ    再生回数  2,700回

このソバ食いブースカの動画は日本広しといえこれだけだろう、


ロボット玩具 赤外線リモコン  フライデー  再生回数   3,200回



NBK アストロV1  再生回数   2,300回



ニチモ  パイオニア   再生回数  2,300回



ニチモ キングシャーク   再生回数  2,000回

プールなどの水溜まりではなく、海上、海底を走らせたもの、



三和模型 ゴム動力木製戦車  再生回数  1,900回



大滝製作所  パノラマスタンド B-29   再生回数  1,300回

これも動画は日本でもこれだけだろう、


相原模型 61式戦車  再生回数  1,900回




トラック野郎  男の出陣 再生回数   1,900回

ただ、走り回っているだけのもの、


三和模型 ホンダドリーム号   再生回数   1,000回

これは絶対に2輪では走るわけない、


小便小僧       再生回数 1,000回

とにかく音がうるさい、


以上、1,000回以上のものをピックアップしてあげてみた。










ガードマシンとかいうプラモ

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たまにはショボイというかヘンテコなプラモをずっと前に作っていたので紹介しよう、

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この「ガードマシン」とかいうプラモ、まあ、ショボイというかヘンなプラモ、

もちろん、僕はこんなものまったく興味がない、まあ、気休めにずっと前に作ったプラモである、

箱は見つからないので捨ててしまったのだろう、


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メーカーはバンダイで「惑星ロボ ダンガードA」とかいうアニメかなにかに出てくるものらしい、

昭和52、3年頃のものらしく、40歳代の方なら当時観られたかもしれない、


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ゼンマイで走るのみ、特に何もない、操縦席の窓ガラスも透明でないところが素晴らしい、

転写マークも水に漬けるやつでなく、シール式で貼るやつ、出来上がりも小学生の工作並み、

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まあこれでも、40歳代の方にとっては懐かしいものかもしれない。

マルザンは「プラスチックモデルキット」という商標名も、

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マルサンは「プラモデル」という商標だけでなく、「プラスチックモデルキット」という商標名も商標登

録を行おうとしていた、実は、マルサンは松下電器とも商標権での戦いがあった、

これは僕も知らなかった、てっきりマルサンは、「プラモデル」という商標権だけかと思っていた、

異業種の松下電器との争いがあったなどまったく知らなかった、

これは今となってはほとんど知られていないだろう、

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           (昭和44年2月17日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)

マルザンが「プラスチックモデルキット」という商標名を出願登録していたのだろう、それに対して

松下電器が異議申し立てを行いそれを却下させたという事案である、

まあ、マルサンというメーカーはとんでもないメーカーだった、ごく普通に一般社会で通用している

「プラスチックモデルキット」を商標登録するとはなんと酷いメーカーだったのだろう、

アッ、そういえば中国のメーカーにソックリ、日本でごく普通に通用している名称を中国国内で勝

手に商標登録するなど、まさにそれと似た物同士、

しかし、なぜ、同業者同士ではなく、なぜ異業種の松下電器と争ったのだろう、

そのいきさつ等についてはまだ詳しくは調べていないのでわからない、

これには「日本プラスチックモデル工業協同組合」も全面的に松下電器を応援していたらしい、

そりゃ業界も困るだろう、「プラスチックモデルキット」を商標登録されたのでは困るに決まっている

業界にとってもマルサンとの代理戦争みたいなものだったのだろう、

まあ、とにかくマルサンという会社は業界にとっては目障りな存在だったのだろう、

そう、いち早く「プラモデル」という商標を登録し一切その名称を使わせなかったり、プラモデルに

参入する際も殿様商売で取引に際してもいろいろな条件を付けたり、

それから僕に言わせれば、自分のところが日本初のプラモメーカーではないと当初から知ってい

たはずなのに、事実を捏造までして日本初のメーカーだと嘘をついてマルサン神話なるものを作

り上げたり、

まあ、業界内でも目に余るものがあったのだろう、普通なら同じ業界のマルサンを支援するはず

だろう、その「日本プラスチックモデル工業共同組合」でさえ異業種の松下電器を応援したという

のだから当時のマルサンがいかに同業者から嫌われていたのか想像がつくだろう、

結果的にはその戦いは松下電器が勝った、

要は、「プラスチックモデルキット」という名称は特別な個別の名称ではなく、一般のプラスチック模

型のことを指すごく普通の名称だということである、だから、マルサンの商標登録は認めることが

できず却下されたのである、

当然の判決だろう、まあ普通の常識を持った裁判官だったのだろう、

最近は、世間知らずの常識のない裁判官もいる、国の政策も裁判官の個人的な思想でもって

裁かれることも多いので非常に困ったものである、

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        (昭和44年3月3日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)               

ところで、マルサンと松下電器の戦いは松下電器に軍配が上がったが、さて、松下電器ってプラ

スチックモデルを発売していたのか、いや発売はしていないだろう、ということは販促品か何かで

プラスチックモデルを配布していたのだろう、

ひょっとしたら、テープレコーダーかもしれない、そうそう、扇風機もあった。

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「コスモ」というメーカーを知っているか、

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「コスモ」というメーカーをご存じだろうか、

僕は知らなかった、

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          (昭和44年3月17日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)

この日本模型新聞に宮内製作所の社員で独立して「コスモ」という会社を立ち上げたとある、

水物と自動車をとりあえず発売とある、

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                   (昭和44年3月24日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)

法人組織ではなかったらしい、

一体、どのようなプラスチックモデルを発売したのだろうか、

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                  (昭和44年4月28日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)

この広告では、トヨタ2000GTとフェラーリを発売したことになっている、

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         (昭和44年6月16日 日本模型新聞 (株)ジートッププレス監修済み)

この広告では、原子力潜水艦シービュー号のパクリの潜水艦プラモを発売、

今まで見たことも聞いたことも一度もない。

大巨獣 ガッパ

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大巨獣ガッパを改造した、

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アレッ、 このガッパは羽根を広げている、

そう、日東科学の初版のガッパしか羽根は広げない、しかし、このガッパは再販のもの、、

構想7日?、製作期間2日、羽根を動かしながら歩かせることができた、  

実は、東京への取材が連休明けに延びたのでその合間をぬって作ってみた、

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そして、下手な色も塗ってみた、

さてさて、どのような歩き方、羽根の動きをするのだろう、     <続く>

日東科学 大巨獣 ガッパ

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再販のガッパは初版のオリジナルのように羽根は動かない、それでその羽根を動かしながら歩く

ように改造した、どうやって羽根を動かすか、いろいろと考えた、頭の中で仕組みを考えてどのよ

うに動くか7日間ほど妄想し?、まあこれが一番いい仕組みだろうと改造したのがコレ、

実は、初版のオリジナルとはギアボックスの構造も形状も違っているので、まったく参考にはなら

ない、そう、自己流の仕組みを考案しなければならない、

クランクシャフトにピ二オンギアを仕込んでそれで黄色い平ギアを回転させ、その回転でロッドを

上下に可動させ、羽根を取り付ける軸を左右に回転させる、

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この茶色のピ二オンギアは、そのままではこの曲がったクランクシャフトを通すことは絶対に不可

能、ではどうしたらいいか、それはずっと以前にも紹介しているように、

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もう一度紹介しておこう、その場合はプラ製のピ二オンギアをカッターナイフで真っ二つに割ってし

まう、ギアにカッターナイフの刃を当てて上からトンカチで叩いて割ってしまう、

そして、瞬間接着剤で片方を接着する、

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綺麗に真っ二つに割ることは難しい、このような割れ方をしても大丈夫、

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このように、綺麗に接着することが出来る、これでもよほどの負荷をかけない限り剥がれることは

ない、過去の事例でも、例えばジャイアントゴリラでも実証済みである、
             http://blogs.yahoo.co.jp/akasikogorou/70674310.html

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ロッドが上下に動いて羽根に取り付ける軸が左右に回転する、ロッドが下に下がる時はスプリン

の力によって下がる、という仕掛けになっている、ロッドはプラ板で羽根に取り付ける軸は木製の

丸棒を削って作ったもの、

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ロッドは熱したハンダ小手を当てて柔らかくして曲げる、

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僕は色は塗らないほうなのでこのままにしておこうかと思ったが、ちょっと愛想がないので塗って

みた、

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このガッパはギャオスのように足を水平に動かす摺り足で歩くのでなく、足を少し持ち上げて歩く、

だから、片足を持ち上げた際には両足の高さが違うので、

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足が地に着いた時に体が傾いて倒れそうになってしまう、

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摺り足ではないのでこの車輪は何の意味もない、

とりあえずは動画を、


今にも横に倒れそうな歩き方をするので、いや、実際に倒れてしまう、少し工夫をしてみると、

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このようにゴム板を貼る、貼る位置や大きさを変えていろいろと実験してみたら、このゴムの大きさ

と位置が一番いい、

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これで、体の傾き具合を減少させるのと足が地に着いた時のショックを吸収してくれる、

その改良の結果が次の動画、


ヨタヨタと歩くが、これで倒れる心配がなくなった、

それから、毎度のことながら後々のメンテのために分解できるようにセロテープや、セメダインBB

Xで貼り合わせている。

バンダイ モスラ幼虫

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これは、バンダイの電動玩具のモスラ幼虫で、目玉が光らないのでLEDの豆球を取り付けてみ

た、

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このLEDの豆球で光ると赤くなる、


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単3電池2本を装填し動かしてみよう、





ギャオスを改造、

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ガッパの羽根を改造したので、次はギャオスも改造した、

まづは次の動画をどうぞ、



煙を吐くように改造した、 まあ、放射線みたいにピューと吐かせるのは無理、

これくらいの煙なら誰でも簡単に改造できる、要は煙だし装置を作ればよい、  

実は、今回初めて煙り出し装置を作ってみた、意外と簡単に作れた、

念のためにその簡単な作り方は、     <続く>


ギャオスの煙出し装置は、

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煙り出し装置の作り方は意外と簡単である、

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プラスチック容器か何かの不要になったキャップを利用して、その中にニクロム線を仕込んでオイ

ルを浸み込ませたティッシュを詰め込んでみた、(燃えるかもと思ったが漕げることもなかった)

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次に、モーターにフアンを取り付けて、

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容器と合体させる、これで出来上がり、

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あとはこのようにギャオスの首の所へはめ込んでテープで固定する、

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もちろん、煙の出口の穴は喉元へ、これで設置完了、

船の煙突くらいならこの簡単な装置でピッタリだろう、そう煙は上に上がるのでフアン付きのモータ

ーも必要ない。

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煙り出しといえば、

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煙り出しといえば、大滝のロッキードF104Jジェット戦闘機だろう、


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以前に煙を出して動かして遊びまくったこのロッキードF104Jは煙を出さなくなった、

そこで、分解してみると、

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もう、あちこちとプラが劣化してボロボロに、どうしても負荷がかかる箇所はこのようになってしま

う、材質の関係もあるのだろう、

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スイッチ板の箇所も折れていたり、接着面が平面でないのでゼリー状の瞬間接着剤で補修する、

煙り出し装置は半世紀以上も経ち、もう大分遊んだのでオイルも干からびてしまったのだろう、

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煙り出し装置の中はこうなっている、オイルを浸み込ませた芯の先っちょにニクロム線がある、

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そこで、穴を開けてそこからオイルを芯に注いで浸み込ませてみた、  

注ぐのは自転車やバイク、ミシン等に注油する鉱物オイルである、

芯全体にオイルが浸透するまで時間がかかるので一晩寝かせることにした、

果たして煙を出してくれるかどうか、    <続く>

東京への取材は9日(月)に、

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(株)日本プラスチック、ハマライト関連の取材は9日(月)に決定、

東京の最後の生き証人のお方のところへ行くことになった、

さて、どのようなお話をお聞きすることができるのだろうか、そのことについてはまたこのブログで

紹介することにしよう。
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